事態は急展開した
昨日、腕時計を落とした。
夫に初めての誕生日プレゼントで貰った、思い入れのある時計だった。
(詳細は昨日の記事→★)
昨日は落ち込んで、ふと思い出しては落ち込んで、無意識にため息をくり返していた。
時計が入っていた箱を見るのも切なかった。
とりあえず1週間は待って、それで見つからなかったら諦めようと思っていた。
それが、
事態は思ったより早く動いた。
今日の夕方、一本の電話がかかってきたのだ。
相手は昨日行ったショッピングセンターの担当者。
昨日は店内を探したけど見つからず、届け出を出していた。
「特徴が似ている腕時計が届いています」
その言葉に、驚き、安堵し、じわ〜っと喜びが湧いてきた。
急いでショッピングセンターに向かった。
担当者がわたしの腕時計を持ってきてくれた。
間違いない!!
紛れもなくこれはわたしの時計!
昨日ぶりだけど、やっと帰ってきたねという気持ちだった。
腕時計が落ちていた場所は、フェアをやっていた場所。
わたしはそのフェアを見ている途中に落としたようだ。
昨日はその場所も隈なく探したが見つからなかった。
目に付かないところに落ちてしまったのか、他の方が拾ってくれた後だったのか。
何はともあれ、無事にこうして時計が戻ってきてくれて、嬉しい。
拾って、届けてくれた方には本当に感謝だ。
直接伝えることはできないので、この場を借りてお礼を伝えたい。
拾っていただき、本当にありがとうございました。
またこうして、大切な時計を身に付けることができて嬉しいです。
今回の出来事は、わたしに何を伝えたかったのだろう。
昨日は一瞬にして絶望的な気持ちになり、それでも、腕時計が無くなったことはわたしの身代わりになってくれたのだ、言い聞かせた。
今日は見つかったという事実に驚き、そして安堵感を味わった。感謝の気持ちも感じた。
物をぞんざいに扱っていた部分もある。
もっと大切に扱いなさい、というメッセージなのかもしれない。
自分にとって大切なもの、そうでないものを改めて考えていきたい。
もう使わないものは、売ったりあげたり、処分するなどして、必要な人に渡ってくれたらいい。
そして、大切なものは愛着をもって扱っていきたい。
また、見ず知らずの人にも親切にしていきたい、
もし落とし物を見かけたら、すぐに届けようと心に誓った。
さまざまな感情が湧きあがった週末の出来事だった。
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