コロナになって感じたこと

数日前にコロナ陽性の結果が出た。

2020年からコロナが流行りだしてから一度もかかったことがなかったので、まさか、だった。
会社を辞めるまでは毎日出勤、人が多いところで仕事してきた。
それでもかからなかったので、身体というのはわからない。

友人とランチをした次の日、友人から熱が出てしんどい、コロナかもしれないと連絡がきた。

その時はわたしはなんともなかったので、友人を心配していた。
友人は病院に電話しても繋がらない、繋がっても満杯です、とお断りされてしまっていた。
何十回の電話の末、ようやく予約をとりつけ、友人は検査を受けた。
結果は陽性だった。

その次の日くらいから、わたしも喉が痛くなってきた。
エアコンをつけっぱなしで寝てしまうと、喉がイガイガすることはよくあったので気にしていなかった。

しかし、翌朝だるさを感じて熱を測ってみたら38.0℃。
慌てて病院を調べて電話をした。
友人の話を思い出す。
予約が取れるのだろうか…

体調が辛い状態、不安な状態で病院に行けないのは本当に辛い。
色々な不安が襲ってきた。
このまま受け入れてくれなかったら、もし重症化してしまったら…

運が良かったのか、わたしの地域は3件目でその日の予約がとれた。


コロナの可能性のあるわたしを受け入れてくれたクリニックには本当に感謝だ。
しかも自宅からかなり近い。ありがたかった。

本来の入り口とは別の裏口から入り、消毒をして、厳重な体制の中、他の患者さんとは別の場所で診察を受けた。

いまだに思い出す。
1番辛かったのは、熱が出た早朝でもなく、喉の痛みが出たときではなく、
診察が終わり、お会計を待っていたときだ。

急に、気持ち悪さがやってきたのだ。
吐き気のような、何か。
お医者さんと話してるときは比較的元気だった。
しかし、この時は気持ち悪すぎて冷や汗が止まらなかった。
このまま倒れてしまうのじゃないかと思った。

なんとか会計を済ませ、家に帰った。
あの気持ち悪さは後にも先にもない。

熱が出たのは一回だけで、あとは平熱だった。
喉の痛みは治ってきて、痰がたまに出るくらいだ。

比較的、軽症ですんで本当に良かった。

しかし、まだ療養期間があるので家からは出れない。
これが地味にキツイ。

息抜きのジム、カフェで本を読むこと、図書館に行ったり、散歩することができない。
家でできること、とりあえずシリーズものをドラマをアマゾンプライムで観て、YouTube、Twitterもやった。
本を読んだ。英語の勉強もしてみた。
今更ながら夫のワンピースを借りて読んでみた。(やっぱり面白かった!ハマりたいけど、100巻もあるな…)
どれもやり尽くすと、飽きてしまう。
ただ、暇だ。

家にずっといるということがこんなに苦痛とは。
外の空気を吸うというのは本当に大切だ。
全てに飽きるというのは苦しい。

何気ない散歩やスーパーに行くことが、こんなに大切だったことに気づいた。

また、コロナにかかった場合、家族にうつしてしまわないようにするのが大変だ。
極力別の部屋いるようにし、食事も距離をとって食べるが、これも大変。

夫も検査し、陰性だったが、いつうつるか分からない。

ただ、自分の代わりにポカリやゼリーなど必要な物を買ってきてもらえるのは家族と同居してるメリットではある。
一人暮らしだったら、ネットスーパー、Amazon、近くの友人など頼れるものは頼った方がいい。
辛いのに我慢しているのが1番良くない。

常日頃から、何かあったときのために保存食は備蓄しておこうと思った。

また、ちょうど同じ日に遠く離れた実家の母も陽性になった。
母の方が複数症状があり、心配だ。
年齢のこともあるので、早く回復してほしい。

コロナやワクチンについてはいまだ賛否両論あるが、
またコロナになって自分が辛くなるのも嫌だし、
この症状を人に経験させるのは嫌だと思った。
自分が原因で友人や知らない誰かに感染させて、しんどくさせてしまったら。
本当に気をつけようと思った。

たとえ軽症だとしで、自宅療養で10日間家を出れないのも辛い。

また嗅覚、味覚障害が出てきてしまうこともある。

テレビで見ていただけの時は、どこか他人事に見ていたかもしれない。

実際に自分がかかってみないと分からないことが多いと感じた。

あと数日、何をしようか…
とりあえず完治するまでは気を抜かないようにしよう。


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