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秋だし、絵の話でもしてみようか?

さて、の話でもしてみようか?
というわりにはあまり描かない。

私の場合、描きたくなるのは、たいていメンタルがヤバい時と決まっているからだ。学生時代はそうでもなかったように思うが、いつの間にかそうなってしまった。
が、描く事でだんだん気持ちが上向いていく。
で、一度、上昇気流に乗ってしまえば、こっちのもの。
絵は私にとって「風の谷のナウシカ」に於けるメーヴェみたいなものである。
描いたものは、野となろうが山となろうが藻屑となろうが、我関せず😅

いわゆるアートセラピー的な?
だから、枚数は多くない。
だって、そんな頻繁に凹んでらんないじゃん?

これは数少ない中の「山帰来と妖精」という絵(イラスト?)

山帰来と妖精

こちらは、見開きタイプのカード

見開きタイプの方が広がりが出る。

描く時は、ビンビンに神経と鉛筆を尖らせて描く。そもそも神経が必要以上に尖っているから、描きたくなるのかもしれないが。
B〜H5くらいまでの鉛筆を、先端恐怖症の人が見たら卒倒しそうなくらい徹底的に削り、机の上に並べてから描き始める。
BBケント紙に鉛筆で描き淡彩を施す。それをスキャンしてパソコンに取り込み、PHOTOSHOPかILLUSTRATORで色をつけるというスタイルだ。

実は気に入って使っているBBケントが廃番になって困っていた。鉛筆で描くので、描いては消し、描いては消し、という作業に耐えてくれる紙でないと困るのだ。が、先日画材屋さんに問い合わせたところ、ミューズのBEアート紙が最も近いと教えていただいた。
今度凹んだ時のために買っておこうか?と思案中。(笑)


これは便箋。こういう作業の方が描くより好きかも?

Macユーザーの場合、右クリック→画像をコピー→Photoshopでハガキサイズのテンプレートに貼り付ければカードが作れます。Windowsはわかりません。ごめんなさい。よろしければどうぞ♪あ、著作権は手放しておりませんので、一応念のため。

だから、描くよりも見る方が好きだ。
今、一番好きなのは、ヒルマ・アフ・クリント(Hilma Af Klint)というスウェーデンの作家で、神秘主義の影響を受けた初期抽象画家というジャンルにカテゴライズされているらしい。
詳細はこちら


どのくらい好きか?

どうしようもなく好き❤️ 😁😁😁

ただし、幾何学的な絵限定。

有機的なフォルムの作品はあまり好きでない。

その中でも一番好きなのがこの絵。

Hilma af Klint Group IX/SUW, The Swan, No. 17 (Grupp IX/SUW, Svanen, nr 17), 1915 from The SUW/UW Series (Serie SUW/UW) Oil on canvas, 150.5 x 151 cm The Hilma af Klint Foundation, Stockholm Photo: Albin Dahlström, the Moderna Museet, Stockholm


じぃーっと眺めていると、他の事はどうでもよくなるような気がする。
いい絵は見飽きない。
長く静かに語り続ける。
そこに、まるで生命が宿っているが如く。


与えられた一生の時間は誰もが有限だ。
その時間を純化させSomething Greatのために使った人たちがいる。
私は、彼らとその仕事をしっかり記憶していたいと思う。


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