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「好きだから頑張れる」主に手話の話【下書き供養】

※この記事は今から1年半以上前に書いたものです。
今となっては過去のことが現在形で書かれていますが、タイトルの通り“下書き供養”ということで、お許しください。
文章の中に出てくる年数には大体1年を足して読んでいってください。

それでは、大学4年生・就活真っ只中の私から……


−–−


「好きなことを頑張れるのは当たり前」
と言われます。一方で、
「1つのことにそんなにハマれるの、羨ましい」
と言ってもらうこともあります。

私、大学で手話を結構頑張ってきました。
就活ではそのことをガクチカ(学生時代に力を入れたこと)にしよう! と思っているわけですが、私にとっての手話を深掘りしていくと、時折聞かれるのがコレ↓です。

「なんでそんなに頑張れるの?」

簡単に言うと、好きだから。楽しいから。

でも、それじゃダメなんですって。
まあそりゃそうか。「それじゃ趣味と変わらんやん」と言われてしまうと(実際言われたことがありますが)、正直言い返せません。
そう気づいたとき、「もしかして、この3年間頑張ってきたことって、アピールできない…?」と少し悲しくなった瞬間もあります。
そんなことは全くなくて、伝え方の問題なんですけどね。

ここでひとつ言わせてほしい。
私、勉強も“それなりに楽しいと思えているから”、それなりに頑張れているんです。
全く楽しいと思えていなかったら、私は大学に入っていません。断言できます。

でもほら、勉強に関しては、「どうして頑張れたの?」とかあんまり聞かなくないですか?
なぜなら、やって当たり前のこととされているから。
(もちろん、勉強を頑張った理由を聞く場面もあると思いますが)


たまたま手話サークルを見に行ったら楽しくて
そのまま手話が当たり前の世界に身を置くことになり
必然的に手話が“必要”になった。

その後は、

覚えてきたぞ
→今日も全然話せなかった…
→どんな話をしたっけ、どんな手話使ってたかな、あのとき言いたかったことは手話でどう伝えられるんだろう 、、

気づいたら勉強の繰り返しです。
そんなこんなで、もっと、もっととのめり込み、3年間頑張ってきました。
時には検定のために東京まで行っちゃったりしてね。

何がモチベーションか?と聞かれたときの綺麗な答えは
「同じ地域に住んでいるが異なる文化を持つ人々がいることを知り、そのような人々と交流して異文化を知りたかったから」。

間違ってないけど、後付け感。かと言って、
好きだから 楽しいから
だけじゃひとりよがり。
(2023年11月現在、今考えると後付け回答もひとりよがり。笑)


仕事をしたら楽しいことばかりじゃない、と言う台詞もよく聞きます。
だから、辛いときにどう頑張れるかを知りたくて、楽しいことを頑張れる人より「辛くてもこうすることで頑張れます!」と言える人が欲しい、ということらしいです。
知らんけど。



…いや、ただ“好き”な中にもきついことはありますよ。でしょ?

(※事務所の名前変わっちゃったので割愛)

手話もそうでした。
単語覚えるの楽しい!読み取れるようになってきた!
そんな感覚でボランティアやバイトに行き、全く会話ができず撃沈。
まだまだだったんだなあ、と思い知り、引き続き勉強。
特別な工夫とかはないと思います。強いて言うなら「知る」こと。

こんな表現を使うんだ、指文字を使わない人もいるんだ、と一つひとつ知っていく。
その知った表現や単語を自分でも使ってみる。
あとは慣れも必要です。


「手話を頑張っている」と言うと言われること、その(2)。


「外国語との違いは?」
「どうして外国語じゃなく手話を選んだの?」


選んだ…というか、そういう環境にいたので。


「外国語を学べる環境にも行こうと思えば行けるよね。そうしようとは思わなかったの?」


話したいと思う人に出会ったから。その人たちは手話を使って話すから、手話を覚えたかった。

「いやでもさ、…」

とこう続くわけです。
お陰でどんどん深掘りできています。

−–−

…とまあ深掘りできていたそうです笑
中途半端ですがここで終わっていました。

正直当時のことはもうあまり覚えていないので、キリのいいところまで書き足すこともできず。


現在はありがたいことに、手話を使うところに採用していただき、手話に囲まれた環境で働けています。


久しぶりの投稿が大昔に書いたやつってどない?って感じですが、もったいなかったもので。

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