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ルールは見直しが必要

自分のチームを持ったとき、私が初めにやったことはルールを設けることでした。

まずは朝会を必ずやること。これが私が初めに設けたルールでした。


ルールは、チームをスムーズに運営し、チームとして成果を出すために必要なことだと考えています。

ルールを設けることで、管理が非常にやりやすくなります。


例えば、朝会をやること、朝会の目的を定め何を報告するのか、それを定めたとします。

すると、リーダー(管理者)は朝会に参加するだけで様々な状況の確認ができるようになります。

プロジェクトが順調なのかを把握することもできます。参加者の声のトーンなどから体調や悩みがあるのかといったことも察することができます。悩んでいることを聞き出して解消に向けて取り組むこともできます。

朝会で何を目的とするかを定め、それをルール化してメンバーにルールを守らせることで管理が大幅に楽になります。



しかし、ルールって一度作って終わりじゃないんですよ。


定期的に見直さないと、使われないルールや守ることができないルールが生まれていくんです。

朝会をやりましょうというルールを定めていたとしても、メンバーの入れ替えや新規参画者がいたとき、「朝会をやりましょう」だと何を話したら良いのかわかりません。そういった場合は、もう少し砕いた具体的なルールにする必要があるでしょう。

また、朝会をやりましょうというルールも、現在のようなリモートワーク主体となったとき、オンラインでどのように開催するのかといったルールを新たに設ける必要もあるでしょう。


これは、そのルールの根本にある目的に即しているか否かでルールの見直しが必要かどうかを判断すると良いです。


朝会が、今日何をするかの確認とメンバーのモチベーションや状態の確認、ということが目的だった場合。

朝会では今日何をするかを確認する、わかるように報告をしてもらうことが1つの目的であり、それに即したルールを定める必要があるでしょう。これはプロジェクトの状況、序盤、中盤、終盤で報告方法も変わってくるように思います。

メンバーのモチベーションや状態の確認に関しては、リモートワークの場合、カメラonで確認し合ったほうが情報が多いです。そのため、リモートワークの場合はカメラonといったルールを設けたほうが良いかもしれませんし、声のトーンなどもヒントになるため、チャットで済ませずMTGを設けるといったルール設定が良いでしょう。

(業務はリモートワークになったにも関わらず、オフラインのときと同じ朝会をやろうとしていたら明らかにおかしいですよね)


このように、ルールはとても大切で便利なものではありますが、適宜見直しを行い、そのときに最も重要なルールに最適化していく必要があります。


リーダー、管理者にとって、ルールを設けることで自分のタスクがとてもスムーズに進むようになります。


ぜひ必要なルールを考え設けてみてはいかがでしょうか。



※最近私は、週次でプロジェクト状況を可視化するためのフォーマットを定め、それを徹底させていく取り組みをしています。それにより、複数プロジェクトでも同様のアウトプットで確認することができ、管理工数が大幅に減っていくと考えています(まだ取り組み始めたばっかりですが)。


以上
本日も読んでいただきありがとうございました。

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