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コンピュータサイエンスと情報工学という情報系分野の違い

大学によって様々な学部、学科があると思うんですが、情報系の分野って何があるのでしょう。


アメリカで働く場合などによく言われるのは、「コンピュータサイエンスなどの学士号を得ていること、または、同等の知識を有していること」などということが条件であったりすることを見たことがあります。


しかし、日本で暮らしている私からしたら「コンピュータサイエンス?なにそれ」って感じです。

そこで今回は、様々な情報系の分野を私が思いついたものについてまとめてみました。

コンピュータサイエンス

コンピュータサイエンスは、数学から生まれたもののようで、情報に関する自然法則を解き明かすというサイエンス(科学)だけでなく、便利なモノを作り出すという工学という面、論理によって法則を導き出すという数学的あな面もあるようです。

■コンピュータサイエンスで解決する課題
・自動車などをシュミレーションで検証
・インターネットの安全な通信の実現
・AIを使った囲碁や将棋の対戦プログラム
・ICカードのタッチによる支払いサービスの実現

AIを使った対戦プログラムがあるように、少し前のバズワード「AI(人工知能)」に関してはコンピュータサイエンスが重要な知識のようですね。

コンピュータエンジニアリング

コンピュータエンジニアリングとは、ソフトウェア開発もあるようですが、それだけでなく、コンピュータの物理的な性質や機能に関する知識を有し、パソコンなどのd年式期を設計、開発するようなことを学ぶ分野のようです。

■コンピュータエンジニアリングで解決する課題
・回路やプロセッサ、メモリの設計
・デジタル回路の設計、実現
・組み込みシステムの設計やパソコンやスマホの基盤設計
・電子機器の開発

洗濯機にも冷蔵庫にも、組込みシステムが入っており、電子制御されています。そういったことに対応することがコンピュータエンジニアリングのようですね。

インフォメーションサイエンス

インフォメーションサイエンスとは、情報の保存や転送のプロセスを扱う分野のようです。また、コンピュータサイエンスやコンピュータエンジニアリング、言語学や心理学、その他の様々な技術と組み合わせて活用されるようです。

■インフォメーションサイエンスで解決する課題
・情報の保存
・情報の検索
・情報の活用
・情報の生成、送信、および情報の変換プロセス
・情報の予測に関する原則の確立

インフォメーションとあるように、情報に関するところにフォーカスして研究、一般活用に向けたことに取り組む分野のようですね。

情報工学

(ここから日本語、私にとっては嬉しいことに情報が多いです!)

情報工学とは、主体としてはハードウェアに組み込まれている組み込みシステムに関することのようですが、人によっては人工知能をやっている方、通信技術をやられている方、情報の保存などインフォメーションエンジニアリングのようなことをやられている方、様々のようです。

工学という名前がありますが、情報科学に関することをやられている方、大学もあるようですね。


様々な方が情報分野に関することで研究、実現をされていることですね。


情報科学

情報科学とは、数学をベースに情報に関する研究、もとは確率論や統計学などの応用数学から発展した分野のようです。

内容や役割としてはコンピュータサイエンスとほぼ同様のようですね。

情報学

情報学とは、文系と理系の2種類に分かれるようです。

文系学問としては、人文・社会科学系の学問と連携し、社会おn中での情報技術の役割、マスコミュニケーションの情報メディアの役割、国をまたいだ情報コミュニケーションに関する研究のようです。

理系学問としては、コンピュータのハード、ソフトだけでなく、情報システムが稼働する原理などを数学をベースにして研究をすることのようです。

文系の場合はインフォメーションサイエンス、理系の場合はコンピュータサイエンスのようですね。

最後に

情報系の分野っていろいろありますよね。

正直、今調べてまとめるまでコンピュータサイエンス、コンピュータエンジニアリング、情報工学、何が違うのかわかりませんでした。


そして、私の大学は情報工学だったので、組み込みシステムに関する内容の研究をしている教授が多かったなって印象を思い返して思いました。


以上
本日も読んでいただきありがとうございました。

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