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何か怪しいぞという感覚はとても大切

人間ってときに証明できないほどの能力を発揮できるものであると思います。

その1つが「確証はないけど怪しい」といった感覚を持つことです。


仕事をする中で、「このまま行くと失敗しそうだ」「なんだかこの人いつもより元気がない気がする」そんななんとも言えない感覚を持つことはありませんか?

その感覚、とても大切で、無視してはいけません!

なぜなら、その感覚が意外と当たるからです!


「なにか怪しい」という感覚の解消に務める

プロジェクトに参画し成功に向けて取り組んでいるとき、なにか怪しい感覚がプロジェクトの成功の妨げになるかもしれません。

その「怪しい」というなんとも言えない感覚を取り除くことが、マネジャーとして最も大切で安心してプロジェクト遂行に向かっていくために必要なことでしょう。


「なにか怪しいぞ」と思ったとき、どのようにしたら良いのでしょうか?

メンバーに伝え、問題ないかを話し合うことです。

例えば、「この人の最近の仕事への取り組み方が変わったように感じる」と思ったとき、1on1などで確認してみると良いでしょう。

すると、プロジェクトに対する不満、メンバーとのわだかまり、マネジャーに対する不満、私生活での悩みなどあるかもしれません。

1つ1つ理由は異なりますが、それがプロジェクトに与える影響は計り知れません。


他にも、「最近メンバー同士での対立が気になる」と言ったときに、双方で解決できる問題であればとっくに解決しているでしょう。

それをそのままにせず、プロジェクトメンバーで協力して取り組むために、対立をなくし、双方の意見を尊重し合う必要があります。そのために協力関係は必要であるため、対立をなくしていく必要があるでしょう。


「なにか怪しいぞ」という感覚を無視せず、関係者で話し合い対策を講じる必要が重要なのです。


これは心身の異常も同じ

この「なにか怪しいぞ」という感覚は、プロジェクトマネジャーだけに関することではなく、心身の異常も同様です。

最近体の調子が・・・
なんだかだるくて・・・
疲れやすくなってきている・・・
体調悪くないけど咳が続いている・・・

そういうときはどうしますか?

病院に行きますよね!


そして、専門医に見てもらい、早期治療を行うことで早期回復が見込めます。


この「なにか怪しいぞ」という感覚を放置して心身を酷使し続けていたとしたら、どんどん悪くなり、「何か怪しいぞ」から「誰が見ても明らかにおかしい」という状態に悪化するでしょう。


プロジェクトも「怪しい」の早期治療が大切

プロジェクトでも「なにか怪しいぞ」という感覚を放置せず、早期に発見し対策を講じることが、今後の問題の肥大化を防ぐ上で最も大切です。


心身異常の場合は医者が対策を考えてくれます。

仕事(プロジェクト)の場合、プロジェクトメンバーや上司と話し合い、まずは問題の原因を明らかにする。そして、対策を取ることが治療と言えるでしょう。

最後に

「なにか怪しいぞ」という(確証はないけどなんとなくそう感じる)というなんとも言えない感覚。

しかし、実はこれが人間だからこそ気付ける感覚であると思います。

そして、この感覚を放置することは、今後の問題の肥大化につながっていく可能性が高いです。


そのため、「なにか怪しいぞ」という感覚を持った際に、関係者で話し合い、問題の検知と対策を取り組んで見ると、問題が起こる前に解消できたりするものです。


以上
本日も読んでいただきありがとうございました。

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