トヨクモkViewerプロフェッショナルコースへの道のり
こんにちは!yamaです。
kintone&トヨクモ製品大好きで月1くらいのペースでnoteを書いています。
この度は、kviewerのスタンダードコース→プロフェッショナルコースへのコースアップを果たしましたので、どうやって社長にYESをもらったかをお話しします!
弊社が使っているトヨクモサービス
フォームブリッジ
kMailer
データコレクト
kViewer<<NEW!!>>
主に私が触ることが多いですが、フォームブリッジkMailerに関しては他の社員にも使い方が広まってきたかなというところです。
kViewerを導入したい
kViewerは「kintoneアカウントを持っていないユーザーにもkintoneの情報を公開できる」というサービスです。
そんなことしていいの!夢広がる!なんでもできるやん!という感じなのですが、月額でなかなかのお値段します。
私個人の構想としては、
弊社サービスのご利用者様のマイページを作ってお互いのやり取りの工数を減らしたい
ゲストスペースでやってる業務の中で、ゲストスペースで制限されてる部分でもゲストが更新できるようにしたい
代理店様向けの情報ページを作りたい
社外用のwebマニュアルを作りたい
アンケート結果を非kintoneユーザーと共有したい
などなどがありました。ですが、いきなり全部「効果的なはずだからやりましょう!」と言っても、各部署の担当者が割ける時間にも限りがあります。私自身も構想はあるけどほんとにそれでいいのかは見えていなかったため、使いきれないままお金がかかっていくんじゃないかという懸念がありました。
だから段階を踏んで導入にもっていきました。
1.社内でkViewerの認知度を上げる
とりあえず「kViewer」と言う回数を増やします。サブリミナル効果のごとく、会話の中で「あ~それ、kViewerならできそうですね~」を織り交ぜていきます。
(※追記注:後から教えていただいたのですが、このように同じものや人に触れる回数を増やすことで好印象をもたせることをマーケティング等の用語で「ザイオンス効果」というんですって!何にでも名前はあるんだなぁ~)
kViewerのアップデート情報を見つけたら、全体チャットで個人に向けて「○○さん!前ちらっと言ってらっしゃった代理店向けのページ作成、これならできそうかもです!」と、トヨクモブログのURLを送ります。
興味を持ってくれそうな個人に話しかけつつ、周りにもアピールです。
弊社はフルリモートなので全体チャットに発言という方法になりましたが、オフィス出社がメインであればきっと「若干大きめな声で言う」をしていたのではないかと思います笑
それを半年くらいかけてじわじわやっていたところ、2022年2月、衝撃のニュースが届きます。そう、toyokumo kintone app認証です。
「○○さん!すごいニュース見つけましたよ!これであの業務とかあの業務とか変えられるなあ…ああ、でも、kViewerの導入がいるなあ…」
これも全体チャットで個人に向けて伝えます。良くなると思うけど、今はフォームブリッジしか導入していないからできない、惜しいなあ…という考えを伝えて、でもまだ上への申請はしません。
なんとなく、社員や社長が「ケービューワー」という単語は知ってる(何がすごいんかはあんま分からんけど)という状態になってきました。
2.使いたい仲間を増やす
そういうことを繰り返していた、ある日。別部署のメンバーから声がかかりました。
「yamaさん、前に仰ってたkViewer、この業務で使ってみたいんだけど、教えてくれませんか?」
キターーーーーー!!!
ついに、私以外のメンバーから「kViewer使ってみたい」の声が出ました。この時を待っていました。ここまでで、社内でkViewerサブリミナルしだしてから1年くらい。
さっそく「私も実際には使ったことないから、一緒に試してみましょう!」とお誘いし、30日お試しに申し込みました。
そして、色々できそうすぎるからまずはスモールスタートで相談してみよう、という結論になりました。
社長には、将来的にはプロフェッショナルコースにしたいということも伝えつつ、まずシンプルに、個人情報も機密情報も全く入らないページ(ビュー)をいくつか作る目的でスタンダードコース(9,000円)の導入をお願いしました。
・2部署以上で使える
・既に導入しているトヨクモさんのサービスなので連携活用もできる
・将来発展構想もある
この辺を推しました。
2022年11月のことでした。
3.アップグレードしたい仲間を増やす
導入して早速いくつかのビューを作り、社内MTで紹介。情報更新が簡単なのがいいね!といい反応をもらえました。(kintone側の更新の話。kViewerの管理画面を扱える人も増やしたいな…)
次なる野望はプロフェッショナルコース。いつそのタイミングが来るかまたじわじわ待っていました。
スタンダードコースとプレミアムコース以上の違いの一つに「css/javascript適用ができる」点があります。
正直申し上げると、デフォルトのデザインは「うん、なんか、惜しい…!」って感じなので、いじりたくなってきます。
作ったビューをサイトに埋め込みで入れたりすると、文字間とかフォントとかがちょっと惜しくて、ちょっと浮きます。
「yamaさん、これ行間をcssで調整したいんですが、できるんでしょうか?」
「あーそれ、今のプランだとできないんです。コースアップするとできるんですけど…」
「そうなんですね…機能的には今でもよさそうですけど、こだわるとアップしないといけないんですね」
「そうなんですよー!」
そんな会話をまた全体チャットでします。
なんだかトヨクモさんの策略に乗せられているような気がしてきましたが(笑)コースアップするともっとできることが増えるんだね、という認識の仲間をちょっとずつ引き入れていきます。
4.作って見せる
とどめがこれでした。
とあるグラフを、非キントーンユーザーに見せるためにデータを書き出してレポートにまとめている社員がいました。
そんなん!kViewerで閲覧制限かけてダッシュボードビュー使えばいいのに!あっでもスタンダードコースやったわ!!
ここまでいくと説明よりも作って見せるのが一番伝わる…と思い、サンプル作成用にもう一つ別のメールアドレスで30日無料のkviewerとフォームブリッジの発行をトヨクモさんに依頼。
ちょうど「ちょっとお試し」キャンペーンをやっていたので、依頼しやすかったです。
私はtoyokumo kintone app認証も見せたかったためもう一つアカウントを用意したのですが、実は、kViewerだけでよければなんと!
スタンダードコースの状態でも、プロフェッショナルコースでなければ作れない「ダッシュボードビュー」と「高度なグラフビュー」、「公開」しなければプレビュー版が作れるんです!!素晴らしい!
非公開状態で作っておいて社内で見せて、そのままコースアップしても使えるというわけです。助かる。(別アカ申し込んでから気づいた)
かくして、サンプル版を社長に送ってまた直談判。「おーなるほど、こんな感じね!ええやん!」「マイページね、ちょいちょい言ってたkViewerね、了解!」と快くOKをいただき、晴れてプロフェッショナルコースへのコースアップが叶いました。
ありがとうございます!!
これから
冒頭のツイートにもありますが、トヨクモ製品はコースアップしてしまうと「もう機能使わないからコースダウンします」ができないようになってます。
※契約しなおして全部設定を移せば可能
せっかくここまでやってきましたので、「結局あんま使ってないなー」とは絶対ならないよう、賛同者を引き続き集めながらどんどん活用していきたいと思います!