熱を帯びて


熱を帯びてかち割った頭が徐々に冷めていく

向こうのほうからほら楽しそうな音楽が聞こえるだろ

夢なんて言葉で固めた自分の殻が徐々に縮こまっていく

ほら見てみななんて優しい表情なんでしょう


心に熱いもんが出たら遠慮なんて忘れて突き進め

タイミングなんて考えるな

ほら今そこがタイミングだ

火種を消すな 火種を消すな

惑わされたらそこで終わりだ

忘れるな忘れるな

どんなに囲い込んでも、熱は漏れてくぞ
次の日にはもうもぬけの殻だ。

ほらみろ、こうして打ち込むうちに少しづつ少しずつ冷めてくじゃないか

行動を示すんだ 行動を示すんだ

いつにもなく散文の

詩とも呟きとも日記とも言えない文字は

どのくらいの温度を記録できただろうか

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