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本を買ってもらうには書き出しが重要。

自分が書店に行くのは週に1回程度。
職場の帰りに寄りやすい書店か自宅の近くにある書店のどちらか。
気になる新刊の本があっても、いきなりアマゾンで注文することはなく、まずはリアル書店に面白そうか確認に行きます。

特に買いたい本がなくてもなんとなく書店に行くことも多いです。
書店の落ち着いた知的な雰囲気が好きなので。

書店の醍醐味といえば、思いがけない本との出会い。
自分が思いがけない本を買う時は、99%「平積み」の本。
平積みは台の上に積まれた本。
新刊や話題の本は目立つように平積みされています。

本が平積みされれば、本の表紙が目に飛び込んできます。
最近の新刊本は帯にすごく力が入ってます。
本のエッセンスが凝縮されたコピーが書かれてたり、女性の著者であれば写真が掲載されていたり。

表紙で興味を持つと、本を実際に手にとってパラパラ何ページかめくります。
著者のプロフィール、書き出し、目次をチェック。
書き出しが面白ければ本を買ってます。

みなさんご存知のように現代は本が売れない時代。
そして音楽のCDも売れない時代。
音楽がサビをいきなり最初に持ってくるように、本も一番伝えたいメッセージを前書きに書くことが多い。
出版社も著者も本を買ってもらうために必死。

棚差しだと、目に入るのは背表紙だけ。
小さい文字で目に入りにくいし、本のタイトルだけでお客さんに手にとってもらわなければなりません。

平積みは書店の一等地。

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