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おやすみ~ZENKAIにピリオドを~

約5か月のZENKAIが終わりました。長く感じる日々があったと思ったら一瞬で終わる日々もあった5か月間でした。


序章

始まり

 思い返してみると、始まりはインスタグラムのストーリーだった。
 高校時代に出会った仲間のストーリーで、その子のZENKAIでの活動を発信していて、私は陰から(こんな事、出来るのはすごいな~)と(俺には出来ない)。そんな風に思っていた。
 ある日、その子のストーリーでZENKAI4期TAを募集していた。私は(プロジェクトってカッコイイ)と思いながら、(私には出来ない)と自分へのネガティブな気持ちを抱きながら、ストーリーに反応した。すぐに返信が来た。zoomのリンクと共に。

40分の死闘

 zoomリンクは、ZENKAIの説明会のものだった。
 説明会を聴いて、興味は持ったものの自分へのネガティブな感情はまだ持っていて、好奇心と勢いで応募フォームを書いて送信を押すのに40分も感情の葛藤があった。送信ボタンを押した時はドッと疲れが下りてきた。
その後は、腹を括るしか無かった。

11月1日

 面接の前に3期のTAと話す機会があった。
 緊張しながらも話した時間。何を話したかは覚えてないけど緊張してたのは覚えてるから、余程緊張してたんだと思う。
 面接の日も緊張していた。基本的に面接は緊張しない性格だけどプロジェクトの面接は何を聞かれるか分からなくて、緊張していた。
 当日は、何も考えずに聞かれた事に素直に答える事に集中して面談に臨んだ。最後に「面接結果は11月4日頃にお送りします」と言われて終了した。
 11月1日15:52。一通のメールが届いた。送り主はZENKAIから。
予定よりも早いメールに私は確実に落ちたと思った。と同時に自分へのネガティブ感が一瞬、強まった。恐る恐るメールを開いてみると『持ち帰らせて吟味させていただいた結果、我々としてはぜひヤマ様と一緒に4期のproject:ZENKAIを作っていきたいという結論に至りました』の文字が。心から身体も連動して震えた。志望動機も無く浅い気持ちで挑戦したけど、想像もしていない5か月が始まったのだ。

そんなZENKAIも終わりを迎える。3か月を振り返って私の気持ちをここに残す。長くなるけど私について知ってくれると嬉しいです。

感謝

私は感謝を伝えるのが恥ずかしい人で中々、言葉に出来ないんです。でも顔には出やすいから、気付いてる人も多いと思う。

TAの皆へ

 5か月間、一番近くで一緒に歩いてくれた7人のTA。皆には毎日のように支えられました。
 私は男子唯一のTAになった事を知った時に(4期TAのお父さんになろう)と心の中で決めました。皆といる時は上手く接する事が出来ないけど、皆の事は毎日想っているし皆がZENKAIになれるように環境の変化やサポートを積極的にやってきたつもりです。
 実際の所、どこまで皆の事をサポートできたのかは分かりません。逆に皆が私のお母さんだった位に助けられました。細かい気遣い、話を聴いてくれる姿勢、ポジティブに変換してくれる言葉、温かい雰囲気、楽しそうな笑顔。
 私には、もったいない程の愛に溢れた空間で5か月間、過ごさせてもらいました。ありがとう。大好きです。

運営の皆へ

 5か月間、見守ってくれてありがとう
 頼もしいと言うような背中の大きさではなく、肩を叩いて相談できる近さと大きさでした。いつだったか、「TAは運営・高校生・メンター・自分と四方八方に気を配るスゴイ人なんだよ」って誇らしげに高校生に話していましたが、私から見ると、それは運営側でした。常にZENKAIで離れているのにTA・参加者の変化に気付く早さに憧れていました。
 私は扱いが難しくて大変だった時もあると思います。自分の事、自分の考えを話す機会が少なくて、よく分からないボケをするし変なヘアピン付けてる不安要素100%で、行動や少ない会話の中で私の事を知って頼ってくれた運営に感謝しかないです。

高校生の皆へ

 こんな頼りないTAと共に歩いてきてくれてありがとう。
 私は、他のTAと違って堅苦しい話は一切せずに、その場を楽しむ1on1をしてきました。自分と向き合う・相談をするには頼りないTAだったと思います。なので、ここで私がなぜ他のTAと違う1on1の仕方をしたのかをここに書いておきます。
 結論から言うと、「今」を楽しんで生きて欲しいからです。私は過去に2回明日が来る事を拒んだ過去があります。だからこそ、人よりも少しだけ未来や生きる事について深く感じる事が出来ます。断言します。明日も明後日も未来です。ましてや1秒後も未来です。人生は未来の連続で出来ています。だから、今しかない瞬間を楽しんで欲しいのです。時代や人の目線を気にするのを少しだけ止めて、自分の本当に向き合って自己中に生きてみて欲しい。そんなZENKAIな姿もあっていい。
 だから、私は今しか出会えない「あなた」と過ごす為に、共に笑う為に他のTAとは違う1on1をしました。
3月30日に見た高校生の姿。ZENKAIに自分を表現する姿に私は心を打たれました。TAをやって良かったと思える瞬間の1つでした。3か月、共に歩いてくれてありがとう

恐怖

 3か月。研修も含めると5か月が終わった今。私の心には恐怖が芽生えている。皆に会えなくなる恐怖 であろう。
 私は人が怖い。人が苦手だ。これも、過去の経験から出ている不の感情である。裏切られ蔑まれた過去と沢山の人に囲まれている現在。対称的すぎる。
 だけど、人が多ければ多いほど私は自身の存在感を消す癖がある。だから、この空間が無くなった後。人と人になった瞬間に私は繋がりを維持出来なくなる気がする。皆が離れていく気がする。こんなネガティブな事しか思わない自分に嫌気もさす。そんな恐怖の循環が私の中で起きている。

約束

 私は4月から何をしていけば良いのか分からない。軽いホームシックのような状態だ。
 これまで通りの日常。大学の講義に欠伸をしながら行くだろう。バイトでミスをして怒られるんだろう。友達と中身の無い会話で盛り上がるんだろう。でも、ZENKAIに触れた私の日常は少し変わっていく。かませると信じてる。
 私は、ここに約束しよう。常にZENKAIに。こなさず。俺らしく。


今年で私も20歳。20代一発目ハッシャダイに乗った。飛んでいくぞ
逆風に煽られて雷雨に打たれても、支えてくれる「誰か」のために
皆さん、見守ってください。
私は前に進むでもなく遠くに行きたいわけでもありません。皆さんのすぐ傍に入れるように、横で見守れるように強くなります。おやすみ過去の私


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