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やま、のダラダラ語り 国民民主党党員になった理由

連休なのでダラダラとまとまりの無い文章を書いている。


国民民主党、私が人生でようやく積極的に応援出来ている政党である。先日ようやく党員になった。

私が党員になることを決めたのは、次の参議院選挙で国民民主党が大敗するという予想が出たからだ。国民民主党には負けてほしく無い。自分事にして党員となり運命を共にしようと一種の覚悟を決めた。

私は国民民主党の姿勢が好きだ。「対決よりも解決。給料の上がる経済。」という方針に共感している。

それは何故かと問われると社会人になってからの私を振り返るしかない。

今は製造業で正規採用まで漕ぎ着けてサラリーマンをしているが、派遣社員も経験し、転職も何度もして来た。
色んな理不尽なことを経験したし、周りが理不尽な目にあっているのも見てきた。
真面目に働いても報われない、逆に理不尽なこともあって世の中を恨んだこともあった。
現場の人々は優しく私の頑張りを認めてくれて色々と動いてくれたし、何とか悪い境遇からは脱出出来て私は徐々に心の闇を解消できた。

私の周りにも沢山いたし、今でもいる派遣労働者や期間工。社員並、中にはそれ以上に仕事が出来ている人達がいる。しかし、彼らはすぐに死ぬような境遇ではないし、所謂弱者とカウントされる属性はない。
1人で生きていくのがやっとであり、家族を持つのは難しい境遇、恵まれていない存在。
しかし誰からも手を差し伸ばされない。
必死に日々頑張っても社会からは見られない。

無論、現実に周りにいる人々は彼ら個人個人を助けられる範囲で助けようとしているし、私も助けられた1人だ。しかし、日頃、弱者云々言いリベラルな社会を目指そう!と宣う方々は一度たりとも助けには来なかった。また、周りで来た話も聞いたことは無かった。(実は共産党系が一部助けに入った話を聞いたことがある)
寧ろ助けてくれたのはイデオロギーなど無い普通の労働者であった。彼らは自分の出来得る範囲、伝手などで救っていた。

また、アベノミクスによる経済回復で少し救われるのを体験もしたので、経済回復こそが救われる道だとも思っている。

話が飛んでしまったが、人を救ってくれるのはリベラル的な理想ではなく、現実の経済であり、人々の中にある慈愛や温情であって、リベラル的なイデオロギーではないことを身を持って持って体験した。


つまり、私は社会に出てからイデオロギーの無力さと労働と経済という現実を体感した。やるべきことは空虚な理想を語り、無理に実現しようとすることではなく、泥臭い現実に根を下ろしながらやれる範囲でやれるやる。それが救うことに繋がることが分かったのである。


趣味の範囲で少しだけだが、思想や哲学を齧った側の人間であり、思想や哲学の必要性も分かっているつもりだ。
しかし社会に揉まれて分かったことだが、それはそのまま現実社会には適応出来ない。
人々を救うために使わなければならないが、現状やれていない。少なくとも政治家やそれに付属する活動をされている方々は救うために使うべきだろう。
しかし、自分の好みや思考を肯定し自分達が決める世界にするためだけに使っているようにしか見えないのだ。しかも他人を殴るための道具に使用し、他人を殴る正当化のために利用している。闘争のために使っているという自己意識があるならまだ良いのだが、そうではなく、聖典のように利用している。
私はそれが嫌で嫌でしょうがない。
右も左も互いに互いを悪魔化してしまい話が通じなくなってしまっている。

私は労働の世界というある程度話をすれば通じる世界に住んでいる。
何でも通じるわけじゃない。
資料を作り根回しをし説得し事情を伝えてようやく通じる。そのような世界だ。
社会人になってから製造業の生産管理や生産技術になってからは仕事の通し方がなんとなく分かって来た。通らないこともなんとなく見えてきた。更には役職者じゃなくてもこの人に話をしておけば話が通る人がいることも見えて来たりもした。
不平や不満をただ文句を言っていても何にも変わらない変えるためには動かないとならないという当たり前のこと。働いていれば分かることだ。
また話が通じなくなるというか話さなくなる原因も見えてきた。相手の話を潰していく。穴の無い話を求め、矛盾点を突き、ミスを咎める。こうすると人は話をしなくなる。


今、政治の世界で起きていることそのものだ。
互いに話を聞かずにレッテル貼りを行う。
改善は進まず、白か黒かの2択になる。

我々労働者の世界は少しでも改善できれば御の字とされることが多い。しかし政治の世界では満点が0点かの2択で判断する方々が多い。

そういうところも大変に不満だった。
だってそれは何にも進まないか、改悪だけされるだけだからだ。


しかし、今までそれを体現した政党は無かった。
自民党もアベノミクスで経済回復をさせようとしたものの、消費増税や不十分な財政出動により、経済を回復が足りなかった。特に2回目の増税以降は私の体感でも本当に景気が悪化した。
対して、野党も経済政策は二の次でよく分からないイデオロギーを掲げて、誹謗中傷も含む批判をして何の意味があるのか?何が変わるのだろうか?
本当に疑問だった。

そんな中、新しくなった国民民主党は、「対決より解決」という姿勢、「給料の上がる経済」という公約を掲げて立ち上がってくれた。
経済政策は1番まともだったと思う。

衆議院選挙でおおかたの予想に反して微増し勝ち残り、これで、私は少し世の中に希望を感じた。


その後、政府の予算案に賛同し、トリガー条項凍結解除に向けて自民党、公明党と三党で交渉もした。現状ではトリガー条項凍結解除は勝ち取れていないが、補助金の増額を勝ち取り、ガソリンの値段を抑え込むことには成功している。


こんなにちゃんと向き合ってる国民民主党が参議院選挙で苦戦すると聞いていて、私は居ても立っても居られなくなり、主体的に関われるポジションになり、ある意味では運命を共にする覚悟を決めた。

で、先日党員手続をして党員となった。


ダラダラと長く纏まりのない文章を書いたわけだが、つまり私は国民民主党に希望を抱いている。
希望は希望のままに終わらせてはならないと強く思う。
だから私はやれることをしたいと考えている。

以上

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