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Solo

Solo店主 山下です。
2/24(土)にお店をオープンしました。

店名"Solo"の由来は、
私にとってひとりでカフェで過ごす時間は、昔も今も豊かさそのもの。
その時間に、珈琲に、音楽に、人に、何度も救われてきました。
Soloを直訳すると"1人で・独奏・独唱"なのですが、その言葉の中には"孤独さ"と"自由さ"があると思っていて、その二つは自分の思い描くお店のテーマでした。
そして、お店に1人で立つという決意、独奏という言葉がピッタリだな、と。

オープン当日の一曲目はThelonious Monkの
「Solo monk」を流しました。

Solo monk

明るい一面もあれば、雨の日に部屋から外を眺めているみたいな一面もあって(感想が独特)
完璧さだけじゃなくていびつさもあって、人間らしい好きなアルバム。

お花が届いたり、色んな人がおめでとうって言ってくれたり、おめでたいことなんですけど、
なんだか自分の葬式のようでした。
来てくれるだけで嬉しいのに、更に時間を割いて選んでくれたということがありがたかったです。
日々目に焼き付けよう、そう思いました。


行動することって今までも割とすぐ出来たんですけど、
お店をやるということはとてもエネルギーが必要で、今でも不安と隣り合わせでもあります。

それでも誰かがお店で過ごしている姿を見ると、
「あぁ、良かったな」と心から思うんです。

昨日はお客様が紙ナフキンにこんな素敵な絵とメッセージを残してくれました。

家宝、いや、店宝にします


格好良いお店でも、おしゃれなお店にもならなかったけど、自分の手を動かして作ったお店。
なかなか経験できないことですね。
守ってゆこう、お店のこと。

初日の最後は杉瀬陽子さんの「音画」というアルバムを流して終了。
内装している時に何度も救われたアルバム。

次回は物件探しから遡って書いてみたいと思います。
それではnoteも書きつつ、珈琲淹れつつ、
今日もお店を開けます。



ありがとうございます。文字を書くことの励みになります。