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とうたん(お父さん)が子どもからもらったもの 39

「家族写真」

家族写真を撮った。

自分のではない。

見知らぬ家族のだ。笑


出張先でのランニングが恒例なのだが、この季節は桜のキレイな場所を事前に調べてその周りを走ることにしている。

今日は、川沿いでたくさんの人がお花見をしていた。

写真を撮っている人を見ると、つい写真撮りましょうか?って声をかけてしまう。

だって、二人で来ているのに、一人ずつ撮ったり、家族できているのに家族全員で写真が撮れないなんて寂しすぎませんか?

せっかく写真を撮るのなら、みんなが入っていた方がいい。

特に親になると、子どもの写真をとってばかりになって、自分が入ることが少なくなる。

でも本当なら一緒に撮りたいはずだ。

可愛い子どもの写真の中に自分が入っていた方がいいから!


そんな気持ちもあって、そういう家族やカップルを見つけるとすぐに声をかけてしまう。

"怪しい"と思う人も少なからずいるかと思う。

でも10組に声をかけて1組でもそれをありがたいと思ってくれて、家族に撮って一生の思い出となればそれは嬉しいことだ。


あとは、自分がもし息子と妻の写真を撮っていたら、"撮りましょうか?って言ってほしいから。


Pay it forward
という映画がある。

世界を変えるために何ができるか。

人から優しさを感じたら、それを周りの三人の人に返すこと。

それをみんなが続けていけば、やがて世界は変えられるのではないか。

という内容。

少しずれもあるかもしれないが、私はそう解釈している。

だからこそ、そういうものがみんなに伝染していくように私は私なりのやり方で周りを変えていけたらいいなと思う。


今日撮った家族の写真が
"この写真いいね"
って家族の話題になっていたら嬉しい。

それがどこの誰か分からない通りがかりがとったものでも。

出張から帰ったら、妻と息子と三人で桜の下で写真を撮ろう!

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