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自分の体のことをきちんと伝えられる人は中医学向き

今日も新春お年玉カウンセリングキャンペーンのカウンセリングでした。

カウンセリングは事前にシートをお送りして✅を入れていただいたり、お悩みに関して書いていただいています。

今日の方は、お送りいただいたシートに✅が少なかったのですが、気になるお悩みは複数あって、シートを見ただけでは体の状態が予測しにくい方でした。。

事前にシートに記入していただいているのは、カウンセリング時の質問の的を絞るためです。予測がついている状態だと1時間半のうち1時間くらいでお聞きしたいことを聞きだして、中医学的に考察し、残りの30分でアドバイスをすることができます。

食事のアドバイスタイムを充実させたいという思いからなのです。

ここは、質問してしっかりお聞きしなければ食事のアドバイスはできません。結果的には体がどうなっているのか、何を食べたら良いのかを分かっていただくことができました。

持って生まれた体質となぜその悩みが出るのか、これから気をつけることがわかったのは、質問以上の答えを話してくださったから


今出ている不調がシートから予測できない時は、お聞きする質問のポイントがいくつかあります。

中医学の五臓、気血津液、陰陽などの中医学基礎理論が分っていると関連して出る症状と場所の関係が分かるので、これがあるなら、これは?それもあるならこれもどうか?とアリバイ崩しをして犯人を追い詰める刑事か、名探偵のように質問します。

今日の方は、私が質問すると「そう言えば、こんなこともありました。」「ここもこうです。」とたくさんお答えくださったのです。

それで、より詳しく体のことがわかり詳しくアドバイスすることができました。

血液検査やレントゲンなどの検査をせずに体の外に出るもの、出ている症状(病気の症状だけではありません)から導き出す体調、体質の分け方を「弁証(べんしょう)」と言います。

これが無ければ本来、何を食べたら良いのかにはたどり着かないのです。

色々思い出して答えてくださったからこそ、もともとの体質やお悩みがなぜ出るのか?これから気をつけた方が良いことまでお伝えすることできました。

体の変化に気づける人は、大きな病気になる前に未然に防げる可能性が高い

普段元気で、病気知らずの人ほど、小さな体の変化に気づけず「気のせい」とか「気にするから余計に酷くなる」と思いがちです。

確かに、病は気からというくらいなので、仕事でどうしても穴を開けられないとか大切な日は、乗り切ることも大切ですよ。

ですが、日常的に見て見ぬふりを習慣にしていると、本当に気づくことができなくなって来るものです。

体のバランスの崩れは、どこかの場所に、何らかの症状で現れるものです。
常に肩こり、生理痛、便秘、下痢気味などを「コレ、普通なんです。」にしないこと。これ大切です。不快な症状は普通じゃないのです。

昨日と違う、天気によって違うなど体の変化に気づける人は、大きな病気になる前に未然に防げる可能性が高いです。

自分の体のことをきちんと伝えられる人は、中医学向き

小さな変化に気づけているから、人にも伝えられるのですよ。
ありがちなのは、何の症状もなくいつも元気な人が、健康診断結果を見て初めて病気に気づいて驚くパターン。

気づけない人がダメという訳ではなく、閉経前後は、女性ホルモンエストロゲンの減少により、それまで大丈夫だったことでも不調として現れる時です。
なので、それまで検診を受けていなかった人も50代になったら毎年検診を受けることをおすすめします。

そして、検診では異常が無くても、自分で辛いと思うことがあった時が中医学の出番です。

中医学は一つの臓器の不調を治すと言うより、全体のバランスを整えるからです。整えて行くと子どもの頃からの不調を根本から改善したり体質改善できるのです。

その場合は、薬膳による食事だけでなく漢方薬や鍼灸などと連携することが大切です。

その中でも自分でできることが食事。
薬膳をおすすめする理由がそこにあります。
検査をしないで体に出ている症状を知ることが大切な中医学だからこそ、しっかり観察できて伝えられる人は中医学に向いていて、早めに自分の体の弱い部分が分かるので予防しやすいですね。

今、あまり体調の変化に気づけていない人は、今を普通と思わずに、肩コリが無いか、生理痛が無いか、便秘や下痢をしないか、あまりイライラせずにメンタルが安定しているかなど観察してみてくださいね。

キャンペーンをご利用くださりありがとうございました。
掲載のご承諾をいただいたのでご感想を掲載しますね。

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