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昨日は令和4年1期の『きちんとわかる薬膳の基礎(全五回)』の2回目でした。

いつも講座の始まる前に、最近の体調を受講される方にお聞きします。
それから当日の講座に繋げて行きます。

昨日最初にお聞きしたことが、講座の中でお伝えした五臓の関係とそこが弱ると次にはここの不調が出ることが多いという話とぴったり当てはまった方がいらっしゃいました。

偶然ではなく体系づけられているから繋がる

日本人に良くある不調の一つに消化器系の不調があります。

下痢しやすいとか便秘しやすいと言うだけでなく胃が痛むというもの。

なぜそうなりやすいのか?

それは、こういうことが背景になかったか?
それを紐解いて行くと、今起こっている不調にアプローチするだけでなく
またそうならないようにどうすれば良いのかを考えることができます。

この症状が出るということは、ここが弱っているからで、そこが弱れば次にあそこの不調になる可能性がある。そういう公式みたいなものが存在します。

それは、中医学が体系づけられていて五臓の関係性とある臓器が弱ったらどこにその症状が出るのかまで繋がっているからです。

これは偶然でも、私が透視しているからでもないのです(笑)

自分の体を観察することができるようになるとう予測と予防ができるようになる

まず、どこに症状が出るのか、その部位に着目すること。
これは自分の体の日々の観察です。
そして、その部位は五臓のどこと繋がっているのかを知ること。

次に、その五臓と別の臓腑の関係性を知ること。

この繰り返しをしていると、だんだんなぜその症状が出たのかの予測ができて、そうならないための予防もできるようになります。

テストで間違えたところがあったら、計算ミスをしたのか考え方が違ったのかを見直して、次に同じ問題が出た時正解できるようにするのと同じです。

不調があったら、一番辛いところから取り掛かり後から原因を潰して行く

予測を立てる練習をしたら、最初にとりかかるのは一番辛いところから。
痛いところがあるのに、原因から取り掛かったら痛みを取るのに時間がかかってしまいます。

一番辛いところから取り掛かりまず辛いところを解決。
場合によっては薬を服用することもあるでしょう。

繰り返さないように原因を考えてあらかじめ予防するのが中医学jの考え方ですね。

そのためには何を食べたら良いのか、どんな生活習慣が良いのか?
少し控えた方が良いものは何か?

そういうことがわかって来ると早めのセルフケアができて中医学もどんどん楽しくなって来ます。

次回からは、五臓の一つ一つの働きとそこが弱った時にどんな症状が出るのかを二回に分けてお伝えします。

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