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魂で全力でぶつかり合う

以前、大阪の語学学校でモンゴル語の勉強したことを書きました。
その時に教えていただいたのは、大阪外国語大学の谷博之先生でした。

最近、ふとしたきっかけで、モンゴル研究会が出している「モンゴル研究」という学会誌を読む機会があったのですが、その記事の中に「谷 博之君を偲んで」という追悼文がありました。「まさか!」とは思いましたが、間違いないようです。まだまだそんなお歳ではないのに、残念なことです。語学学校を修了して以来、一度もお会いすることはなかったけど、いつかどこかでお会いできたらいいなと思っていたのに・・・。亡くなられたのは、平成26年(2014年)のことだそうです。授業では、とても優しく、語学、文字学に対する熱い想いが伝わってくる先生でした。毎週、学校に通うのが楽しみでした。

一緒に勉強した仲間は、当然知っているんだろうな。(連絡先も何も交換することもなく、みんなバラバラで、連絡を取りようもないけど:僕だけ除け者?)先生との思い出を酒のつまみに、集まるのもいいかもしれないな。

実は、ちょっと前にも同じようなことがありました。
小学生の時の同級生と30年ぶりくらいに会う機会がありました。それ以来、連絡を取り合うことはしないけど、毎年、お互いの住む地域の特産物を送っていました。こちらからは里芋、向こうからは美味しいブドウ。毎年、楽しみにしていたのですが、ある年を境に、向こうから荷物が届くことは無くなってしまいました。残念だなと思いつつ、こちらからも送るのはやめてしまいました。

そして、数年後、別の同級生(同じ小学校)と話している時に、先の同級生が病気で亡くなったことを聞かされてビックリ。僕が中学の時に引っ越してしまったけど、幼稚園からずっと一緒の友達だったこともあり、ショックは大きかったです。

歳を取るにつれて、こんなことも増えてくるんだろうと思うと寂しくなります。

後悔しないように、縁のある人とはいつでも、心と心の触れ合いが、魂で全力でぶつかり合うことができるようにしたいですね。

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