やくのしま⑫
ツンべルキア
解毒作用により血液を綺麗にする他、二日酔い・食中毒・カンジダ菌感染症・発熱の改善と、免疫機能向上・の改善・新陳代謝促進などに効果的。特に肝臓のデトックスで有名なハーブ。コレステロールを分解するレシチンを多く含んでいるので、高血圧症や動脈硬化、また高脂血症の予防に。
体内に蓄積された有害化学物質などの毒素を排出し、綺麗なカラダに!!
天然デトックスサプリ
が海外で商品化されているそうです。
ツンベルギア(Thunbergia)という名前は、スウェーデンの植物学者カール・ツンベルクにちなんでつけられたものです。和名「ベンガルハヤズカズラ」。葉がヤハズ(矢筈:矢の尾部の弓弦を受ける部分)の形に似ることに因みます。月桂樹の葉に似ていることから、「ゲッケイカズラ」「ローレルカズラ」とも言われているようです。
インドや熱帯アフリカが原産とされ、葉はハート型で、細かい毛が密生し、低木やつる性の植物です。屋久島は蔓植物が大変多く存在します。蔓は長く伸びて木質化します。
花の蜜の糖度は驚愕の43%!一般的な花の蜜は糖度が5~15%と言いますから、蜂蜜を作れば気を失いそうです。いえ、蜂蜜の糖度は80%です。
蜂蜜と人類の関わりは古く、「蜂蜜の歴史は人類の歴史」という諺があるほどです。古代エジプトではミイラを作る際の材料の一つとして用いられました。と言うのも、蜂蜜は腐ることがない食物だからです。
肝心のハーブや漢方として利用されていることは分かったのですが、具体的な効能を見つけることは出来ませんでした。
朝顔のようなかわいい花を年中咲かせてくれますが、生命力が旺盛で、高く高く茂ってくる悩ましい植物です。