爪がぼろぼろになる原因と対策
やくさひろです。
「綺麗な爪になるには、ネイルサロンでジェルネイルを塗ってもらえばいい!」
未だにそう考えている女性が多く存在します。
しかし、ネイリストなら「健康な爪」かどうかはジェルネイルを塗る前にすぐにわかります。
ここでは爪がぼろぼろになる原因と、その対策についてお話していきます。
爪がぼろぼろになる原因は3つ!
いつでも健やかな爪で過ごすためには、どうしたら良いでしょうか。
答えは簡単、「ストレスなく、しっかり食べてケアして過ごす」ことです。
しかし、その簡単なことがなにより難しいんですよね。
爪がぼろぼろになる主な原因は3つあり、
・栄養が不足している…たんぱく質、亜鉛、鉄分、ビタミンA、ビタミンE
・ストレスがたまっている…血流の悪化で爪の発育不良で横線が入る
・乾燥している…爪の水分不足
ことが挙げられます。
ひとつずつ、対策も詳しく解説していきます。
栄養不足には「食事指導」を
爪がぼろぼろになっている場合は、まず食事の状況を確認しましょう。
爪は、たんぱく質からできています。
たんぱく質は体を作る大事な栄養素で、筋肉から皮膚に至るまで毎日必要になる栄養素です。
ご飯やパンばっかり食べていたり、野菜ばっかり食べていたりすると、このたんぱく質が不足している可能性が高いです。
たんぱく質は、お肉やお魚、卵や乳製品、大豆製品から摂取できます。
日々の食事が綺麗なネイルにつながるということをお客様に知っていただく必要があるのです。
ストレスには「ハンドマッサージ」を
避けて通れないストレスによって手指の血行が滞っている場合、爪の横線が入ってぼろぼろになることがあります。
お客様の爪に横線が入っていたら、ストレスの原因をヒアリングして気持ちに寄り添いながら、入念にマッサージをすることをオススメします。
メンタルケア・ハンドケアもネイリストの大事な仕事です。
ハンドマッサージによって手指にまんべんなく血液が行き渡させることで、血液中に含まれる栄養素がしっかり爪に届きます。
また、血行が促進されたことによって指の冷えを防ぎ、最適な環境で爪の生育が行われるようになります。
ストレス解消に愚痴聞き役に周りつつ、自分でもできるようなハンドマッサージをネイルの施術中に教えてあげるなど、ネイリストの仕事は多岐に渡ります。
【忙しい大人のためのハンドケアのやり方まとめました】
乾燥には「オイルケア」を
爪に縦線が入ってしまっているお客様を見かけたなら、オイルを使ってケアしてあげましょう。
これは、爪の水分不足によって引き起こされれる状態です。
原因として、加齢による水分不足か、セルフでマニキュアをしていて除光液を頻繁に使っていることが考えられます。
また、水仕事をしていて濡れて乾いて…を繰り返している人も、水分不足が原因で爪がぼろぼろになる可能性が高いです。
乾燥対策には、オイルケアが一番です。
ジェルネイルを塗布したあとに、オイルを使ってケアしながら、自宅でもできる爪の保湿ケアについてレクチャーしてあげると良いでしょう。
爪をぼろぼろにさせないケアができて一人前!
ネイルをしにきたお客様の爪がぼろぼろだったとき、適切な対処をしてあげることによって健康な爪へ導くことができます。
この3つを覚えておけば安心です。
また、必要な知識をレクチャーしてあげることで「あのネイリストさんのお陰で綺麗な爪になれた」とお客様から信頼されます。
リピーターを獲得するには、ネイルの技術はもちろんですが信頼されることが重要です。
その信頼に必要なのが、ネイルケアだということを忘れないでおきましょうね。
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