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セルフで簡単!ジェルネイルのやり方

やくさひろです。
セルフでも手軽にできるジェルネイル
~自分好みのデザインを楽しもう~

今ではネイルアートの主流と言っても過言ではないジェルネイル。
ネイルサロンでもメニューの中心はジェルネイルです。

こちらのデザインもジェルネイルで描きました。小さなお爪のキャンパスに
様々なデザインやカラーで表現。

ジェルネイルは、今までのネイルポリッシュに比べて透明度が非常に高く、見た目も美しいのが人気のポイント。
さらに、ジェルネイルは非常に丈夫なので、自爪が割れやすい人の中には、「割れなくなった!」とジェルネイルファンの人も多いのです。

ネイルサロンに行かないとジェルネイルはできない、と思っているあなた。実は、ジェルネイルは自宅でもできるんです。あのぷっくり艶めくネイルを自分でできるようになったら、と思うとわくわくしませんか?

ここでは、ジェルネイルとは何なのか、ネイルポリッシュとの違い、そして自分でできるジェルネイルのやり方まで、全て紹介します。

【ジェルネイルとは】

ジェルネイルは、ゲル状の樹脂(ジェル)を自爪に塗るネイルアートです。ジェルには、光を当てると固まる成分が入っていて、塗料を塗った後に光を当てて固めるのが特徴です。光はUVライトやLEDライトが使われ、これによってネイルアートがしっかり固まります。自爪に直接塗っていくので、仕上がりも自然。指先になじむ自然な仕上がりと持ちの良さで、現在のネイルアートの主流と言っても過言ではありません。

さらに、ジェルネイルの特徴である「自爪に塗り光を当てて硬化させる」ことで、爪を強化できるというメリットも。自爪が弱くて、すぐ欠けてしまう、二枚爪になってしまう人は、ジェルネイルをすることで、そういった爪トラブルを回避できます。
ジェルネイルには、ハードジェルとソフトジェルの2種類があります。

強度があり、装飾を楽しめるハードジェル

ハードジェルはジェルネイルの中でも、強度が高いのが特徴です。その強度の高さから、自爪では実現が難しいロングネイル(爪の長さ出し)を楽しむことができます。ラインストーンといったネイル専用の装飾品をつけても折れにくく、指先を目立たせたい、個性的なデザインを楽しみたい、といった人におすすめです。一方、ネイルをオフするときは注意が必要です。ハードジェルはリムーバーで落とすことができないので、ネイルファイル(ネイル用のヤスリ)で爪表面のハードジェルを削っていきます。このとき必要以上に削りすぎると、自爪まで削ってしまうことがあります。

柔らかさと爪への優しさが魅力のソフトジェル

ソフトジェルは、柔らかくぷっくりした質感が特徴です。ハードジェルより後に開発され、柔軟性が高いことから「ソフトジェル」と呼ばれるようになりました。専用のリムーバーをつかってオフができる手軽さと爪への負担が少ないことから、ジェルネイルの中でも非常に人気の高く、ネイルサロンでも、ソフトジェルをメニューの中心に取り扱っているサロンがほとんどです。ソフトジェルは手軽に扱える点から、セルフネイルで楽しむ人も多くいます。


【簡単ジェルネイルの手順】

一般にセルフでジェルネイルを楽しむのは、扱いやすいソフトジェルです。ソフトジェルは、その人気の高さからカラーバリエーションをはじめ、さまざまな種類の塗料が販売されています。ドラッグストアなどで手に入るので、どなたでもすぐジェルネイルに挑戦できます。今回は、セルフでジェルネイルをする手順とコツを詳しく紹介します。

ジェルを塗る前に、日頃のお手入れをしっかりと。

ジェルネイルに限らず、ネイルアートの出来栄えは日頃の爪のお手入れに左右されると言っても過言ではありません。甘皮処理がされていなかったり、ささくれが立った状態ではせっかくのネイルアートも美しさが半減してしまいます。爪のお手入れは日頃からやっておいてくださいね。

セルフでソフトジェルを楽しむために必要な道具

●      ジェルネイルライト(ジェルを固めるためのライト。UVタイプとLEDタイプがあるが、ジェルの種類によっては固まらないタイプがあるので、使うジェルがどのライトに対応しているか確認する)
●      カラージェル
●      クリアジェル(ベースコートや、トップコートとして使用)
●      ジェル用クレンザー(エタノールでも可)
●      ジェル用の筆(ベース用、カラー用、トップコート用を用意すると◎、最初は平筆タイプを用意すればOK)
●      ワイプ(コットンでも可。仕上げ用)
●      キューティクルオイル(保湿できるものならOK)

最近は初心者向けにセルフジェルネイルキットも売られています。ジェルネイルに必要なものが一式揃っていて、取扱い説明書が一緒に入ってるものもあるので、ジェルネイルの道具が、それぞれどんな役割があるのか知ることができます。道具をバラバラに揃えるよりお手軽なので、初めて自分でジェルネイルに挑戦する人におすすめです。

実践。セルフジェルネイルの手順

  1. 爪表面にネイルファイルで傷をつける

  2. クレンザーで爪の汚れを取る

  3. クリアジェル(ベース用)を塗る ⇒固める

  4. カラージェルを塗る ⇒ 固める

  5. クリアジェル(トップ用)を塗る ⇒ 固める

  6. 未硬化ジェルを拭き取る

爪表面にネイルファイルで傷をつける

「サンディング」と呼ばれる作業で、ネイルファイルで爪表面を少しだけ削ります。細かな傷をつけることで、ジェルが傷に入り込み密着し、剥がれにくくする効果があります。サンディングは爪の際まで行うと、爪全体にジェルが密着し、きれいなネイルが出来上がります。

クレンザーで余計な皮脂を取り除く

サンディングをしたら、爪にたまった粉を払い落とし、クレンザーで爪全体をきれいにします。クレンザーをコットンにしみ込ませて、爪の上から被せて、ゆっくりぬぐい取るようにして拭き取りましょう。

クリアジェル(ベース用)を塗る ⇒ 固める

まず、ベース用の筆の先に、ベースとなるクリアジェルを少量取り、爪に塗ります。爪表面に塗るときは、筆を寝かせるようにして爪の付け根部分から爪先まで、爪表面につけた傷に塗りこんでいきます。爪の際を塗るときは、筆を立てるようにして際に沿ってブラシを細かく動かしながら刷り込んでいきましょう。

クリアジェルを塗ったら、ライトを使って固めます。このときジェルが流れないように、指はまっすぐにしてライトに当ててください。

カラージェルを塗る ⇒ 固める

カラージェル用の筆に持ち替え、クリアジェルのときと同様に、少量のカラージェルを筆先に取ります。一気にジェルを筆に取って塗ると、塗りすぎや色ムラの原因になります。濃い色にしたいときは、少量ずつ塗って固めるを繰り返して自分好みの色にしていきましょう。ライトの当て方もクリアジェルのときと同じです。

クリアジェル(トップ用)を塗る ⇒ 固める

同様に、今度はトップ用の筆に取り替え、クリアジェルを塗っていきます。塗り方は基本的にベース用クリアジェルと同じですが、塗った後、ジェルが爪表面上で均一になるのを待ってからライトを当てるようにします。なめらかなネイルに仕上げるために必要な工程なので、忘れないようにしてくださいね。

未硬化ジェルを拭き取る

トップ用のジェルまで硬化したら、固まり切れていないジェルを拭き取ります。ジェルネイルでは、しっかりライトに当てて固めても、爪表面に硬化しきれていないジェルが残るので、心配する必要はありません。

ワイプか、小さくカットしたコットンにクレンザーをしみ込ませ、爪表面を軽くぬぐうようにして拭き取ります。このとき初心者にありがちな失敗として、拭き取ったときにネイルの艶まで取れてしまうこと。これは、拭き取るときに力を入れすぎてしまっているのが原因です。未硬化ジェルを拭き取るときは、優しく一度だけにしましょう。

セルフでジェルネイルをするためには、最初に揃える道具が少し多く感じるかもしれません。しかし、一度道具をそろえてしまえば、サロンでジェルネイルをしてもらうより、ずっと経済的に自分好みのデザインを楽しめます。もちろん、ネイルを楽しむために日頃のお手入れを疎かにしないことも大切です。爪のお手入れに慣れてきたら、心ときめくジェルネイルで、さらに美しいネイルを手に入れましょう。


やくさひろです。 記事が広くシェアされ、手のお手入れを通して誰かの幸せに繋がることを願っています。 いただいたご支援は活動費として使用させていただきます♡