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【イベントレポ】街の中の薬剤師 地域まるごと一包化⌬調剤喫茶いしまるさんと話す薬剤師の多様な働き方

こんにちは!ヤクミラボの北川です🐶

2月17日に開催したヤクミラボ進路トーク番外編、「街の中の薬剤師 地域まるごと一包化⌬調剤喫茶いしまるさんと話す薬剤師の多様な働き方」のイベントレポをお届け💁‍♀️

今回のゲストは…

調剤喫茶 主催・薬剤師 石丸勝之さん
誰も寂しくない町を作りたいと、まちづくり薬剤師として雑談からはじまる健康相談を実施している。病院薬剤師から薬局に転職、新規店舗担当等。2021年に都内の薬局に転職したのを機に「調剤喫茶」の活動を開始。クラウドファウンディングを立ち上げ、資金を元に屋台を作り街の中で健康相談にのっている。
Twitter:https://twitter.com/chozaikissa

▼イベント詳細▼


薬剤師6年目の石丸さんは、病院薬剤師を経験後、薬局に転職。地域に溶け込むような薬剤師を目指して、日々活動されてきました。
現在は薬局で働く傍ら、個人の活動として街で屋台を引き、人々の健康相談に乗っています。

まず大学時代を振り返ると、石丸さんは様々なアルバイトを経験してきて、それが今も役に立っていると教えてくれました。
それは例えば飲食店や工場、ポスティングなどいろんな場所で働いたことで、実際にそこで働く人の生活をリアルに想像できるようになったと言います。これは薬剤師として働く中で、服薬指導をしたり話を聞いたりする中で、患者さんの生活環境を想像したり、それを踏まえてアドバイスしたりすることに役立っているそうです💡
みなさんもアルバイトをする際は、ぜひそういう視点を持ってみてください!

新卒での就職では、様々な知識を身に着け自己研鑽をしたり、多職種と関われるという点で病院を選んだそう。
その後2回の転職をされていますが、現在働く薬局へ転職する際は、自分の夢である「調剤喫茶をやりたい」ということを積極的に発信し、そのうえで多くの人に相談し、応援してくれる薬局に就職を決めました。
この経験からのアドバイスは、「やりたいことはやりたいと言ってみる、発信することが大切」とのこと😊

そして今の活動である「調剤喫茶」をやろうと思ったきっかけは…昔から、ちょっとした悩みを相談したり愚痴をこぼしたりできる「近所の頼れるおっちゃん」になりたかったから。石丸さんにとってそれは喫茶店のマスターだったと言います。
その後、高校生の頃にアルバイトしたドラッグストアで出会った薬剤師がまさに「近所の頼れるおっちゃん」だったことから、薬剤師という職業を知り、薬学部を目指しました。
ところが薬学部に入ってみると、主な進路は薬局薬剤師や病院薬剤師がほとんどで、想像していた「近所の頼れるおっちゃん」はありませんでした。
そこで、薬剤師でありながら喫茶店のマスターを目指そう、というところから生まれたのが「調剤喫茶」だったんですね✨

その夢を実現するための行動は、それを多くの人に発信することがきっかけになりました。発信することで夢は人の目に触れ、自分を駆り立てることに。
その中で一緒にやろうと言ってくれる仲間が見つかったり、「クラウドファウンディングをやってみたらどうか」とアドバイスをしてくれる人が現れたり…と夢は実現に近づいていきました。
そして、今も着実に実現へ向けて進んでいます。

最後に石丸さんから学生さんへ、「薬剤師になることはゴールじゃない。薬剤師としてでも、それ以外でも、自分は社会にとってどんな存在になりたいのか考えて、そのためにやりたいことを見つけて、実現のために動いてみてください!」とメッセージをいただきました🙌
夢を描くだけでなく、実際に行動して着実に進んでいっている石丸さんからの言葉だからこそ、重みがある素敵なコメントです😊

みなさんもぜひ、どんな薬剤師に(それ以外でも)なりたいのか、やりたいことは何か、考えてみてくださいね!そしてそのための一歩を踏み出しましょう🌸
今回のイベントは、ヤクミラボのSlack限定でアーカイブ動画を公開しています✨

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将来どんなことがしたいか?どんな薬剤師になりたいか?何を大切にしたいか?…人生やキャリアのことを考えていくなかで、迷うことも多くあると思います。
ヤクミラボはそんなときに仲間と相談したり、話したりすることができる場です。興味を持っていただけたら、ぜひこちらからご参加ください🍀

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今回のイベントが、参加してくれた皆さんが自分の人生について考えたり決めたりするきっかけになっていれば幸いです。
それでは、次回のイベントもお楽しみに😊