4/18 調剤報酬

今日は薬局が調剤した際に受け取る調剤報酬について学んだ。
まず、調剤報酬とは病院や診療所で発行された処方箋に基づき保険薬局において薬剤師が調剤から投薬を行うまでの一連の業務に対する報酬である。また、この調剤報酬は調剤技術料、薬学管理料、薬剤料、特定保険医療材料料に分けられる。
調剤報酬は2年に1回改定され、直近の改定であった2022年の改定では薬局薬剤師業務を対物中心から対人中心への転換の推進のために様々な点が変更された。具体的には薬学管理料に「調剤管理料」「服薬管理指導料」が新設され、薬剤師業務を対物評価、対人評価に細分化した評価体系が導入された。調剤管理料は患者情報などの分析・評価、処方内容の薬学的分析や、調剤設計、調剤録、薬歴などを評価し、薬学管理料は薬剤師として薬学的専門性を発揮した業務や、個々の患者さまに対応して発揮できる対応力の部分を評価するようになった。
他にも改定のポイントとしては、薬局の機能と効率性に応じた評価の見直し、
ICTの活用を進めるような項目が変更された。
調剤報酬改定から今後どんな薬剤師が必要とされているか把握する必要があることを知った。