2/22、高血小板薬、抗凝固薬
今日は、指導薬剤師の服薬指導を隣で見させてもらいつつ、いくつかdo処方の服薬指導を行った。ある患者さんは、7種類の薬剤が処方されており、高脂血症治療薬(2)、高血圧治療薬(1)、糖尿病治療薬(2)、抗血小板薬(2)が含まれていた。現場では、1人の患者さんに対して1つの疾患ではなく複数の疾患が入り混じった方が多いため、薬剤師は、処方箋の薬剤名や用量から患者さんがどんな疾患を持っていて、現在どのような病状であるのか読み取る能力が必要だと教わった。処方箋に記載されている多くの情報を、知識と結びつけるスキルも薬剤師に欠かせないと感じた。
今回、特に抗血小板薬の服薬指導について教わった。この患者さんは、タケルダ配合錠(アスピリン、ランソプラゾール)とシロスタゾール口腔内崩壊錠100mgの2種類の抗血小板薬を処方されており、脳梗塞や心筋梗塞の既往が予想される。抗血小板薬は血液をサラサラにするため、皮膚の内出血、鼻血、歯茎からの出血などの副作用リスクがある。服薬指導する際には、あざができやすかったり出血しやすかったりしないか必ず確認するように教わった。
午後に来た患者さんで、クロピドグレル錠75mgを処方されている患者さんが来局された際には出血傾向について聞き、教わったことを活かすことができたと思う。しかしそれ以外の服薬指導ではまだ、処方箋をパッとみて必要な情報を把握して適切な声掛けをすることが身についておらず、服薬指導を終えて薬歴を書く際に、血圧変わってないかなどの聞き忘れに気づくことも多い。もう少し余裕を持って情報を把握できるよう努めたい。