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【ニュース】2024年の米不足に考える、個人投資家としてできること

株と為替のスマホデイトレード解説ブログです。
この記事は、デイトレードの手法やノウハウなどは書かれていません。

個人投資家として、個人として、考えないといけない問題なので、取り上げておきます。

個人投資家としての在り方

私の投資コーチングでは、経済ニュースを一緒に読んでいきます。主婦さんが多いことからも、食料問題や、食品関係の価格高騰については話題になりやすいです。

今、話題になっている米不足について個人投資家としてできることは何でしょうか。

2024年の米不足の原因

2024年の米不足の主な原因は、以下の要因によるものです。

1. 異常気象
もう、そりゃそうかって感じですよね。
近年、気候変動の影響で天候が不安定化しています。

昨年、「沸騰化」なんて言葉が出ましたが、本当に酷暑でした。酷暑からの品質悪化と、良くありませんね。カメムシ被害も酷いものでした。

2. 気候変動への対応の遅れ
はいそうですかと米の作り方を変えられるほど簡単ではありません。どうしても気候変動に対する適応が遅れていきます。

新しい農業技術や高収量品種の普及が遅れていることも影響しているのかもしれません。

個人投資家としては、この辺りの技術革新に期待したいですね。

過去の米不足との比較

過去にも何度か米不足が発生しています。

代表的な事例として、2008年の米不足があります。この時は、以下のような要因が重なりました。

- 世界的な食料需要の増加
- バイオ燃料への転換による農地の競合
- 干ばつや洪水による生産量の減少

2008年と比べると、2024年の米不足は異常気象の影響がより顕著であり、気候変動がより直接的に影響を及ぼしている点が特徴です。

過去の米不足時の米価格の推移


2008年の米不足時、米の価格は急騰しました。国際市場では、タイの輸出用ジャスミン米の価格が約3倍に跳ね上がり、国内市場でも価格が倍増しました。

その後、各国の政策対応や気候の回復により価格は徐々に安定しましたが、数年にわたって高値が続きました。

今後の米の価格推移の予想

2024年の米不足に伴い、米価格は再び急騰しています。

短期的には価格の高騰が続くと予想されますが、中長期的には以下の要因により価格が変動する可能性があります。

・政策対応
各国政府がどのような輸出規制を行うか、あるいは緊急輸入措置を講じるかが価格に大きく影響します。

・気候変動
今後の気候状況が安定するかどうかも価格に直結します。特に、来年の収穫期に向けての天候が重要です。

技術革新
新しい農業技術や品種の導入が進めば、生産量が増加し、価格が安定する可能性もあります。

個人投資家としてとるべき行動


米不足は、個人投資家にとっても大きな影響を及ぼします。以下のポイントを考慮して、適切な行動をとることが重要です。

1. 情報収集
米市場の動向や政府の政策対応について最新情報を収集し、正しく対応できるようにしましょう。

投資は情報戦です。
食料品相場は、価格が変動するところがトレードと同じです。

2.長期投資の視点
米は1日2日では育ちません。
つみたてNISAみたいですよね。
コツコツと続けて、定期的な見直し、改良、改善が必要です。

2024年の米不足は市場に大きな影響を及ぼしています。私たちの生活に直接影響が出るかもしれません。

投資活動で鍛えた情報収集能力を最大限に発揮して、正しく素早い対応と、長期的な対応策を練っていきましょう。

短期でも、長期でも、投資は社会に還元されて、さらに収益が増大していきます。

トレードがもっと上手くなりたい、その気持ちは大事にしなからも、トレードができる社会への還元も忘れずに行っていきましょう。

まとめ

米不足に考える、個人投資家としての立ち振る舞いについて考えました。

持続可能な社会、持続可能なトレードで、winwinな関係を作っていきましょう。

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