見出し画像

【投資】投資初心者必見!サウジ皇太子訪日延長。サウジアラビアと日本の意外な関係。投資への影響総まとめ!

株とFXのデイトレ解説ブログです。

今回の記事では、投資手法の話はありません。株や為替の根本的なお話。

人や物が動けば、お金も動くよねってところの、本質的な話です。

サウジアラビア皇太子の訪日が延長されて、投資界で注目されています。その理由、分かりますか?

サウジ皇太子がサウジアラビアの経済改革や国際関係の中心的な役割を果たしているからです。

皇太子の訪問は、過去にも日本との経済関係を強化し、新たなビジネス機会を生み出してきました。

だから、投資家にとってこれは見逃せないチャンスです。

サウジ皇太子の訪日が投資にどのような影響をもたらすか、詳しく見ていきましょう。

最後に、今後活躍しそうな銘柄とその理由も考察しています。

ではまず、これまでのサウジアラビアと日本の関係と、その影響を振り返っていきましょう。

1998年のアブドラ皇太子の訪日

1998年3月、当時のアブドラ・ビン・アブドゥルアズィーズ皇太子(後の国王)が訪日しました。

この訪問に際し、日本とサウジアラビアは「21世紀に向けた日・サウディ・パートナーシップ」という共同声明を発表しました。

この中で、石油供給の安定やエネルギー分野での協力強化が確認され、具体的には石油備蓄の協力やサウジアラビア国内での日本企業による石油関連インフラの整備が進められました。

2005年のアブドゥッラー国王の訪日

2005年4月、アブドゥッラー・ビン・アブドゥルアズィーズ国王(当時皇太子)が日本を訪問しました。

この訪問では、エネルギー協力や経済投資に関する複数の協定が結ばれました。

特に、サウジアラビアの国営石油会社サウジアラムコと日本の企業が共同で進める石油化学プロジェクトが発表され、サウジアラビア国内での石油精製能力の増強が図られました。

2007年のスルタン皇太子の訪日

2007年4月、当時のスルタン・ビン・アブドゥルアズィーズ皇太子が日本を訪問しました。

この訪問に際して、エネルギー分野での協力が強化され、日本とサウジアラビアの間で新たな投資協定が結ばれました。

特に、日本企業によるサウジアラビア国内の石油精製所や化学工場の建設が進められ、これにより両国間のエネルギー協力がさらに強化されました。

2013年のサルマン皇太子(当時)の訪日

2013年2月、当時のサルマン皇太子(現国王)が日本を訪問しました。

この訪問では、エネルギー、安全保障、教育、文化など幅広い分野での協力が話し合われました。 

特に注目されたのは、日本の企業によるサウジアラビアの鉄道インフラ整備プロジェクトへの参加です。 

日本の技術とノウハウを活用して、サウジアラビア国内の鉄道網の拡充が図られました。

2014年のサルマン皇太子の訪日

2014年2月、当時のサルマン皇太子(現国王)が日本を訪問しました。

この訪問では、経済、エネルギー、文化、科学技術の分野での協力を強化するための複数の協定が結ばれました。

特に、エネルギー分野では、日本の国際石油開発帝石(INPEX)とサウジアラムコとの間で、新しい石油およびガス田の開発に関する協定が締結されました。

また、日本の企業によるサウジアラビア国内のインフラプロジェクトへの投資も進められました。

2017年のムハンマド・ビン・サルマン皇太子の訪日

2017年9月、ムハンマド・ビン・サルマン皇太子が訪日しました。

この訪問に際して、日本とサウジアラビアの間で複数の経済協力および投資協定が結ばれました。

特に注目されたのは、日本のソフトバンクグループとサウジアラビアの公共投資基金(PIF)との間で設立された「ソフトバンク・ビジョン・ファンド」です。

このファンドは総額1000億ドルの規模を持ち、サウジアラビアが主な投資者の一つとなっています。

このファンドは、AI、ロボティクス、バイオテクノロジーなどの先端技術分野への投資を行うことで、サウジアラビアの経済多様化を支援しています。

2018年のムハンマド・ビン・サルマン皇太子の訪日

2018年3月、ムハンマド・ビン・サルマン皇太子が再び日本を訪問しました。

この訪問に際し、日本とサウジアラビアの間で「サウジ・ジャパン・ビジョン2030」という経済協力フレームワークが強化されました。

このフレームワークは、サウジアラビアの経済多様化計画「ビジョン2030」を支援するもので、日本の技術や知識を活用してサウジアラビアの産業基盤を強化することを目指しています。

特に、インフラ、エネルギー、医療、エンターテインメント分野での協力が進められました。

2019年のムハンマド・ビン・サルマン皇太子の訪日

2019年6月、ムハンマド・ビン・サルマン皇太子はG20大阪サミットに出席するために訪日しました。

この際、日サウジアラビア経済協力会議(JEC)が開催され、複数の経済協力プロジェクトが発表されました。

特に、エネルギー分野での協力が強調され、サウジアラビアの国営石油会社サウジアラムコと日本のエネルギー企業との間で、新たな投資や技術協力の枠組みが設立されました。

具体的には、サウジアラムコと日本の各企業が共同で行う再生可能エネルギープロジェクトが計画されました。

2020年のムハンマド・ビン・サルマン皇太子の訪日

2020年11月、ムハンマド・ビン・サルマン皇太子がG20リヤドサミットの前に日本を訪問しました。

この訪問では、「サウジ・ジャパン・ビジョン2030」に基づく協力がさらに深化し、日本企業によるサウジアラビアのスマートシティプロジェクト「NEOM」への参加が表明されました。

NEOMは未来都市の建設を目指す巨大プロジェクトであり、日本の技術と投資が重要な役割を果たしています。

過去にサウジアラビアとのつながりで活躍した日本企業とその事例

ソフトバンクグループ

事例**: 2017年のムハンマド・ビン・サルマン皇太子の訪日

内容**: ソフトバンク・ビジョン・ファンドの設立に関与。サウジアラビアの公共投資基金(PIF)との協力。

国際石油開発帝石(INPEX)

事例**: 2014年のサルマン皇太子の訪日

内容**: サウジアラムコとの新しい石油およびガス田の開発に関する協定。

日立製作所

事例**: 2019年のムハンマド・ビン・サルマン皇太子の訪日

内容**: エネルギー分野やインフラプロジェクトでの協力。特に再生可能エネルギープロジェクト。

トヨタ自動車

事例**: 2018年のムハンマド・ビン・サルマン皇太子の訪日

内容**: 自動車産業分野での協力、特にNEOMプロジェクトへの参加。

三菱商事

事例**: 2007年のスルタン皇太子の訪日

内容**: サウジアラビア国内の石油精製所や化学工場の建設。

川崎重工業

事例**: 2013年のサルマン皇太子(当時)の訪日

内容**: サウジアラビアの鉄道インフラ整備プロジェクトへの参加。

丸紅

事例**: 2005年のアブドゥッラー国王の訪日

内容**: サウジアラムコと共同での石油化学プロジェクトの進行。

日揮株式会社

事例**: 1981年のファハド皇太子の訪日

内容**: サウジアラビアでのインフラ開発プロジェクトに参加。道路、橋梁、港湾などの建設。

伊藤忠商事

事例**: 1994年のアブドラ皇太子の訪日

内容**: 農業プロジェクトの実施。砂漠地帯での農業生産性向上を目指した技術提供。

東芝

事例**: 2003年のアブドゥッラー皇太子の訪日

内容**: サウジアラビアの石油精製および石油化学施設の建設に関与。

これからの期待銘柄とその理由

ここから先は

2,434字

beginners

¥369 / 月
初月無料
このメンバーシップの詳細

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?