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白い紫陽花、身の上語り


梅雨明け間近   小雨の午後。

とある古民家カフェで  コーヒーとタルトを味わった後。

わたし焼き魚は  奥の一室に正座しました。  

そこで聞いた話は、

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縁側の向こう側に。

紫陽花である  美しき白き貴妃が語った 

ここに彼女が来た頃からのお話。

ご一緒にお聞きくだされば 光悦至極でございます。



1。異次元


(紫陽花の言葉より)


ここにいるのですよ

私はここに、ずーーーっと。

周りの◯◯も、優しくて。

光も届くように 既にいる先人たちを整えてくれ。

守ってくれている。


そうしてそれから
ここにいるのですよ。

私は、ここに。
ずーーーっと。



たまに、
あなたのように、遊びに来る人がいる。


いつでも、いらっしゃい。
いつでも、どーーぞぉ。


これ今のように
そんな時には、
私の歴史を語りましょう。


私がここに来た日の◯◯を。



その時には、   ここにはもう、


気持ちのいいお庭でした。
そしてみなは、私を待っていてくれ。
喜びで迎え入れてくれた
あの日のことを。


人も
土も
草木も
石も

自由に反射する光も
木漏れ日の影も
水の雫も
虫達も


仲間として祝福してくれた。


“おいで”   “おいで”
“すこやかに”  “育て”
“天高く”   “育て”


そうして、


ここにいるのですよ。
私は、ここに。
ずーーーっと。




わたし焼き魚は、思った。


「美しい白い花弁は、あまりにも気高いがゆえに

自らの気高さに気づかず、気さくに

その美しき気高かさを

訪れる人にも、惜しみなく分かち合っている」


そんな気さくさが、とても好きで

心惹かれて、ドキドキ。 ニマニマ(笑

じーーっと座っているかと思えば、立ち上がって行ったり来たり。

また戻って、

紫陽花の前で坐り直して、爽やかな空気の気持ち良さに浸る。



2。帰還・考察


何故だか理由もなく、心トキメクものや惹かれるものと出会うと。

不用意に次元の扉がひらいて、そこから異次元とアクセスする。


それを人は、

閃きや、アイデア、と言ったり。

視えた、聴こえた、と言ったり。

波動が合ったとか、チャネリングしたと言ったり。

まぁ、色々なんだろうなぁ。(ザックリ 笑)



ただ、

私だけなのか、そんな人の多くがそうなのかは疑問だが、

こんな時、私は「恥」を強く感じる。



「芸術家でもないのに閃きだって?」

「視えも聴こえもしない能力ないくせに、紫陽花と話す?」

「次元って、頭おかしいんじゃないの?」

「言ってること、大げさだなぁ〜」



そんな風に、自分を責める別の声が聞こえてくるようで。



そんな声は、自分のものじゃないって知識では知っている。

そう、自分を否定する内なる声は、実は自分のものではないんだ。

だから、それを誰でもなく、ただ自分が受け入れなければいい。



ただ、自分の個性として認め、表現していこう。



2020年8月。

みんなで自由になっていく「魂の個性」を。

お気楽に、軽〜く、表現していこう。



そんなキッカケをくれた、紫陽花の貴妃。note。

ありがとう!




#初投稿 #日常のスピリチュアル #詩 #紫陽花 #古民家カフェ  

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