已己巳己の祖父と孫　已己巳己リスト　(似た者同士の共通点リスト)

先月、「旅する日本語」という企画に参加し、私の父と私の次男坊が已己巳己（いこみき）である、つまり、とてもよく似ている、ということを書きました。

末っ子男子。

もうこれだけでも十分くらいの共通点かも。

私の父には、父にしかない癖や特徴がありました。おとうさんだけじゃ〜、と兄や母と笑いあってきました。

ところが、うちの下の子が、小さい頃から何度も、その癖や特徴を思い出させる発言や振る舞いをしてきました。気がつくたび、おまえもか、と驚き、あきれました。

彼ら二人だけではない、そう珍しくもないことも加えると、共通点は、ほんとに、いくつも。

それらを、リストにしてみました。

これを読んでおもしろいと思うのは、note の存在も知らない、私の実家の者らくらいだとは重々承知しています。父本人に至っては、もう故人です。でも、まあ、書いたんで。読んでも、特に得るものはありませんが、それは、今回だけに限りませんし。

已己巳己な祖父と孫　已己巳己リスト

(似た者同士のオジイと下のボウズ　共通点リスト)

ちらし寿司は、すし飯だけが好き。

書くときは、床に腹ばい。

朝の味噌汁がないと文句が出るが、具は残す。

朝の小水が、やたらに長い。

気に入った服は、たまには違うのも着たらと言われるほど、毎日でも着る。

気に入らない服は絶対着ない。

自分で選んだものしか着たがらないが、正直イマイチのセンス。

薄暗くなると、鳥目で、よく見えなくなる、と言う。

小さい子を足で支えて持ち上げる、ヒコーキという遊びがあるが、興味もなく年令的にも不適切な私に、ヒコーキしてやろうと、させてやるまでしつこく誘ったことが２回はある。酔っていたのと、調子にのって、の違いはあるが。

苦手なクラスはサボる。

豪胆にふるまうけど、実は小心。

たいていの人が、そこまで気にせずリクエストできることが、そんなことをしたらカッコわりい、という理由で、ほとんど絶対できない。

できる科目は算数のみ。

計算するのは早い。

自分の上の兄弟はみな、先生たちに一目おかれるほど成績がよかった。

ひいき目に見て、頭はよく回るし、きっとやればできるのだろうが、学校の成績は今ひとつか今ふたつ。

女にはわからない、との発言あり。

娘または母親としてつながっている私と、性格がかなり似ている。

感情が顔にも態度にもでて、わかりやすい。本人らは否定するが。

気分にムラがあるので、同じことを言ってもどう反応するか、読めない。

おもしろくないことがあると、自分の部屋で、寝床に転がって好きなビデオを見る。メディアがテレビかスマホかの違いはあるが。

チャンバラもののテレビドラマは、軒並み興味あり。

好きなゲームのおかげで、思わぬ広さの交友関係を持つ。麻雀とビデオゲームの違いはあるが。

実際に自身が外に出かけて行って対戦を楽しむ、好きなゲームがある。碁とマジックカードという違いはあるが。

実際に課金をしてするゲームが、好き。パチンコとゲームセンターの違いはあるが。

息子または叔父にあたる人が繰り出す、しょうもないオヤジギャグに、たとえ他のだれもがしらけたり呆れても、面白いこと言うなあ、とか、さすが、といつも感心し、受けている。

妻または祖母にあたる人の料理は、自分の母親のも含め、誰のよりおいしいと言い、好き。

食事の器にこだわりを見せ、うるさい。値段に関係なく。質に含蓄もないのだが。

一番上の孫または従兄にあたる人が、家族の中で一番、いっしょに時間を過ごしたいと思う相手。

帰郷後、駅で別れる時、お互いと離れがたく、片方がもう片方に抱っこされたままで、離れる気配なく、私にむかって二人で「おかあさん、バイバーイ」と言って、新幹線が来るのにと私をハラハラさせたことがある。

ほとんどしないが、やる機会さえあれば、台所の仕事は、見込みあるくらい、きちんとできる。

私と、天敵で、かつ一番気が合う、という関係。

男きょうだいだけの末っ子男子。

憧れの目で見ている兄がいる。

きょうだいの中で、自分だけ名前に数字が入っている。

きょうだいの名前はみな、今年生まれてくる子につけられても普通に通る名前なのに、自分の名前は、名付けられた当時でも、やや古くさい、同級生ではあまり聞かない名前。

母親が、似たような性格の、親戚の誰もが認める、気の強い女。

本人らは否定すると思うが、どう見ても、マザコン。