アナグラム(詩) ありがとう
アナグラムに出会って、今年の最初の月は、ほとんど、それ一色になりました。わたしは、 noteで、去年の夏にも、似たような経験をしました。定型詩3行短文、に出会った時です。そのどちらにも、とりこまれるように、夢中になりました。
3行短文詩は、noter の詩人、zep0814 i理昭さんが、提唱された、まったく新しい型でした。しめじさんの、3行短文詩の呼びかけで知りました。
アナグラムは、わたしには新鮮な発見でしたが、歴史もあり、すでに多くの作品も生み出され、広く愛されている定型詩でした。わたしが知るきっかけになったのは、みえるさんの作品でした。
3行短文の時は、その型を使ってみたいがために、色々なテーマやトピックに向かいました。オドオドと、noteに参加していたはずの自分が、官能やホラー、そして、ラップの歌詞まがいのものを書くことになったのも、3行短文のおかげでした。
アナグラムは、定型詩、という共通点はありますが、書くことに関しては、まったく逆の面白さでした。文字を並べ替えながら、何が出てくるかが、自分でもわからないのです。それで、卑猥な言葉も使うはめになったり、意図したわけではないような言い回しや雰囲気の文を、書くことになりました。どちらかと言うと、タロットカードをめくっているような面白さでした。出て来たカードをみて、解釈をつけ、自分でつじつまを合わせるような。(注:これは、タロットど素人の、わたしの読み方です。タロットカードは、それぞれのカードに意味があり、読む人は、その知識にもとづいて解釈されています。)
それで、思い出したのは、note を始める前のこと。コロナで、できることが急に限られ、しばらく家族でゲームをしました。コンピューターでない、ボードの方の。チェス、将棋。昔、みんなで夢中になった、ブロックス、3Dブロックス、カタン、7ワンダーズ。どれも、もう大きくなった子どもらは、2、3回すると、それ以上はしたがりませんでした。そのなかで、ひとつだけ、他のよりは回数の多かったゲーム。ボグル(Boggle)。
一度にぶちまけられた、アルファベットのタイルを見ながら、作れる単語を書いていきます。制限時間で、みんなでいっせいに書き出し、後で見せ合って、自分しか書いていないものが、点数になるという、単語作りゲームです。もう高校生になった子どもら相手に、わたしは、常に家族4人の下位の座。そして、子供らがあそんでくれなくなってから、わたしがダウンロードしたのは、スクラブル。やはり、単語作りゲーム。
アナグラムを楽しむ自分も、そりゃあそうだなと思いました。こういう言葉パズルが好きなんだろうと思います。
でも、アナグラム詩は、ゲームではあっても、きそっているわけではありません。
アナグラム歌会。賞はありますが、わたしは、歌会、お披露目会のつもりでいます。この31日までです。よかったら、作品をお披露目ください。いっしょに楽しみましょう。優雅に。できる範囲で。(<ー自分に言っています。)
これを読んでくれたみなさまに、ひとこと。
ありがとう。
そして、その単語を、アナグラムにしてみました。
まとまりのない、羅列リストにしかできませんでしたが、上から、自分で、妥当(=まあ、まとも)な言い方、と思う順、になっています。これは無理、と思うところで、終わってください。または、ぜんぜん目をとおされなくても、けっこうです。
ほんとに、ありがとう。連日、わたしのアナグラム遊びにつきあってくれて。
あ り が と う
灯り どう?
導火あり
あ、トゥリーが!
稼働あり
尖り合う
在りか 問う
離島かあ
会うと 借り
取り合うが、、、
借り合うと
どう 上がり?
アリ、勝とう!
ドアが売り
あ、売りかと
カアド 売り
蟻が 塔
蚊 取り合う
買うと あり
ドリア 買う
咎 あり得