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久々に

2年ぶりくらいにnoteにログインした。友人が、TwitterでもなくInstagramでもない、文章を綴ることができるツールを探していると知り、あ、noteがいいんじゃない?とおすすめしたのがきっかけだ。

自分が昔書いた文章を読んで泣いてしまった。祖母の死から8年が過ぎようとしているが、全く立ち直れていない。
あの頃とは違う祖母の家。記憶も薄れつつある声。変わってしまった関係性。
周りの人は祖母の死を受け入れ、悲しいけれどそれはそれ、と生きているような気がする。それか、悲しい気持ちもどこかに置いてきたような。私だけ、もしくは私ともう1人が、ずっと取り残されている感じだ。

これから何人の近しい人を見送ることになるのだろう。絶望しながら、でも生きていく。

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秋は干し柿作りの季節だった。みんなで集まって、ブルーシートの上で座って皮を剥いて。大人は包丁、私はピーラー。お昼ごはんは、決まって大きな鍋にいっぱいのおでんだった。もう戻れない。

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