見出し画像

SaaS×法人カード事業は難しいけど面白い

こんにちは、LayerXの秋田です。
法人向けのクレジットカード「バクラクビジネスカード」のビジネス開発を担当しています。
LayerXのカード・決済事業はコンパウンドスタートアップならではの難しさ・面白さがあるので、本記事で少しでも興味持っていただけた方、
カジュアル面談でお話ししましょう。

12/13(水)の夜@人形町オフィスでのリアルイベントもございます!


この記事の対象者

・コンパウンドスタートアップに興味のある方
・SaaS×Fintechに興味のある方
・法人カード事業に興味があり、さらなるチャレンジをしたい方

SaaS(※)×法人カード事業の難しさ

※この記事ではバクラクビジネスカード以外のバクラクシリーズをSaaSと表現しています

SaaSと法人カードではビジネスモデルが違うため、法人カードの特性に合わせて営業方法やチームミッションをチューニングする必要があり、コンパウンドスタートアップならではの難しさがあります。

カード事業のビジネスモデル

カード発行会社(下図の右側:イシュアー)の収益源は手数料収入です。
一方、ブランドフィーやポイント販促費、カード発行費等のコストが発生します。

https://www.meti.go.jp/meti_lib/report/2020FY/000723.pdf

導入企業数だけではダメ

SaaSは導入することで収益が得られますが、カード発行事業はカードを使っていただくことで収益(手数料収入)が得られるビジネスモデルです。
そのため、法人カード事業では導入企業数に加え、カード決済額も大事な指標になります。

導入時点での利用意欲が違う(場合がある)

SaaSは基本的に1社1システムのため、導入時点で利用意欲があります。
一方、法人カードは複数導入しているケースが多々あり、導入時点での利用意欲はお客様によって異なります。

ワークフローのSaaSを複数導入してしまうと業務フローが混乱してしまいますよね。一方、法人カードは用途毎に使い分けての運用が可能です。
法人代表者はAmexを使い、広告費の支払いは三井住友パーチェシングカードを使う等の例が挙げられます。 

SaaS×Fintechの面白さ

バクラクビジネスカードで「SaaS × Fintech」のスタートラインに立ち、我々の挑戦はこれからが正念場です。
「SaaS × Fintech」については、こちらの記事をご覧ください。

バクラクビジネスカード≠支払い手段としての法人カード

法人カード事業は決済額をどれだけ伸ばせるか?が大事な指標であると書かせていただきました。
例えばカードの還元率を上げることにより「短期的な」決済額を伸ばすこともできます。
一方、「長期的に」決済額を事業として成長させていくためには「バクラクビジネスカード」で法人カード支払い関連業務の課題を解決することで、継続的にご利用いただくことが重要になります。支払い手段としての法人カードに留まらない価値を提供する必要があります。

大切なことはSaaSもバクラクビジネスカードも一緒

「価値」には、プロダクト・お客様サポート等全てを包含します。バクラクビジネスカード導入時に利用意向が低いお客様に対しては、活用方法のご提案などを積極的に行い、お客様の課題を積極的に解決しにいくアプローチを行います。
大切なことは、SaaSもバクラクビジネスカードも、お客様の課題を解決することです。

BtoB決済デジタル化へのチャレンジはこれから

我々はカード事業を目的にはしておりません。同チームの櫻井さんがピンポイントの内容の記事を書かれているので、こちらの記事も是非ご覧ください。

我々のチャレンジはこれからが正念場。少しでも関心を持たれた方、是非お話ししましょう。

#バクラク決済事業のイマ




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?