BL愛好家オススメの江戸BL
この記事では、筆者が選んだオススメの江戸BLを紹介しています。
男色文化が定着していた江戸時代を舞台にしたBL作品は、現代ものとはまた違った魅力があるので、ぜひ気になるものからチェックしてみてください。
漫画『百と卍』 紗久楽さわ
まずは江戸BLの代表作『百と卍』から。
攻めも受けも月代というBL界のタブーを打ち破った作品で、江戸時代のゲイカップルが様々な障害を乗り越えながら手を取り合って生きていく姿を描いています。
シリアス描写アリ、胸キュン描写アリ、お色気描写たっぷりアリの長編シリーズ。
カップリングとしては元火消しの色男×元陰間(男娼)のわんこ系男子と、最愛の人を失った江戸ヤクザ×妻子持ちの薄幸美青年の2カップルが登場します。
義兄弟、刺青、筋肉質な攻め、ヤクザもの、美人受け、体格差カップル、初恋が好きな方にオススメ。
どちらのカップルも攻め、受け、共に他の男や女を抱いたり抱かれたりする描写があるので苦手な方はご注意ください。
電子化済みで、3巻以降は電子限定の特典がついています。
『百と卍』についてはこちらの記事でも詳しく紹介しています。
漫画『べな』 こふで
見世物小屋で出会った鬼の子と双子の弟を亡くした人間の恋を描いたシリアス作品です。
愛を失った2人がお互いの孤独を埋め合うように関係を築いていくストーリーが魅力で、モブキャラの1人1人にも感情移入してしまうおもしろさがあります。
もう1組のカップルとして、お色気ムンムンの町医者×ヤクザの跡取り息子も登場します。
人外攻め、美形受け、強気受け、体格差BLが好きな方にオススメ。
受けが攻め以外のキャラに抱かれる描写があるので、苦手な方はご注意ください。
電子化済みで、2024年7月現在は2巻までKindle Unlimitedで無料配信されています。
電子書籍版には限定特典付き。
漫画『ノっぴきならぬ』 こふで
名前も知らないままに体を重ね合わせていた男を7年探し続けた男が、最愛の相手と再会し初恋をやり直す胸キュン作品です。
体格差BL、美形受け、一途攻め、こじらせた初恋が好きな方にオススメ。
電子化済みで、電子書籍版には電子限定の特典が付きます。
『べな』と『ノっぴきならぬ』についてはこちらの記事でも詳しく紹介しています。
漫画『虎に四目屋』 水玉ミズ
性具屋の若き主人×妹のために盗みを働く野良猫男子の恋を描いた作品です。
盗みの罰として受けが性具の実験台になる展開があり、江戸時代の性具事情を覗き見できるのもおもしろいところ。
受けが攻め以外の男性に薬を盛られる描写があるので、苦手な方はご注意ください。
電子化済みです。
まとめ
『百と卍』から人気に火が付いた江戸BLは、近年少しずつ数を増やしています。
また新作が出た際には追記していくので、ぜひ気になったものからチェックしてみてください。
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