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『異世界の沙汰は社畜次第』小説と漫画の違いと番外編を読める場所まとめ【八月八】

この記事では、八月八先生によるBL小説『異世界の沙汰は社畜次第』の小説と漫画の違いと番外編について紹介しています。

『異世界の沙汰は社畜次第』は、八月八先生が小説投稿サイト「小説家になろう!」のBLレーベルで連載していた異世界BLで、2019年に書籍化されました。

2020年には采和輝先生の作画でコミカライズされ、漫画の方は2023年12月現在も連載が続いています。

小説は3巻で完結済みですが、「小説家になろう!」やAmazon kindleで番外編を読むことができます。

イラストは大橋キッカ先生。


小説『異世界の沙汰は社畜次第』 全3巻

  1. 『異世界の沙汰は社畜次第 聖女召喚改善計画』 2019年2月刊行

  2. 『異世界の沙汰は社畜次第2 教会運営支援計画』 2020年7月刊行

  3. 『異世界の沙汰は社畜次第3 魔法外交正常化計画』 2021年9月刊行

『異世界の沙汰は社畜次第』は、聖女の召還に巻き込まれ異世界に転生してしまったサラリーマンが、魔法と剣の腕がずば抜けている騎士団長に溺愛される異世界BL小説です。

ブラック企業の経理課でこき使われていた主人公が、持ち前の社畜精神と経理能力をフル活用して国を救っていくストーリーがおもしろいと、BL好き以外からも支持を得ている作品。

BLシーンはあっさりめなので、BL初心者さんにもオススメです。

カップリングは、不器用な年下騎士×効率厨のくたびれサラリーマン。

メガネ受け、体格差BL、年の差BL、年下攻めです。

すべて電子化済みで、2巻には電子限定のSSが付いてきます。

漫画『異世界の沙汰は社畜次第』 既刊5巻

漫画『異世界の沙汰は社畜次第』は、2023年12月現在は5巻まで刊行されています。

小説の1巻『異世界の沙汰は社畜次第 聖女召喚改善計画』の内容が漫画では3.5巻分くらいのボリュームで描かれていたので、漫画の方はざっくり計算で10巻くらいまでは続きそうですね。

すべて電子化済み。

『異世界の沙汰は社畜次第』小説と漫画の違い

イラスト

小説と漫画の大きな違いは、イラストを担当している漫画家さんが違うということです。

小説の挿絵は大橋キッカ先生ですが、漫画の作画は采和輝先生が担当されています。

キャラクターデザインは大橋キッカ先生のものを踏襲していて、絵柄も少し寄せていっている印象ですが、見比べてみると違いがわかっておもしろいと思います。

ストーリー

物語の内容は、漫画の方もかなり丁寧に小説の展開を追いかけてくれています。

漫画ならではのオリジナル表現はありますが、ストーリー自体は小説をそのまま漫画化した感じで、エピソードの抜けや追加はほぼありません。

ただ、小説には巻末に「ノルベルトの報告書」というノルベルト目線でその巻のストーリーを振り返るパートが入っていて、メインカップル2人の動向を第三者目線で楽しむことができます。

また、小説の3巻『異世界の沙汰は社畜次第3 魔法外交正常化計画』には攻めの視点で描かれた短編「アレシュの帰省」も入っていますが、こちらは先々コミカライズされるかもしれません。

逆に、漫画の方にも各巻の巻末にオリジナルエピソードを描いたショートストーリーが入っていて、小説では読むことのできない2人の思い出をのぞき見することができます。

ラブシーン

BLには欠かせないラブシーンですが、どちらかというと漫画よりも小説の方が艶っぽい印象です。

1巻『異世界の沙汰は社畜次第 聖女召喚改善計画』の時点では、小説の描写もあっさりめなので、漫画との違いはあまりないように思えます。

小説では2巻以降、ラブシーンがやや濃厚になりますが、漫画ではラブシーン自体が匂わせ程度の描写なので、もしかすると小説ほどあからさまな描写にはならないかもしれません。

『異世界の沙汰は社畜次第』番外編

原作小説の『異世界の沙汰は社畜次第』はすでに完結済みですが、番外編という形で未公開エピソードや完結後の登場人物たちの話を読むことができます。

小説家になろう!

「小説家になろう!」の八月八先生の投稿作品一覧には、番外編をまとめたページがあります。

なお、こちらは「小説家になろう!」が運営している女性向けR18小説サイト「ムーンライトノベルズ」の管轄なので、未成年の方は閲覧できません。

Amazon kindle

八月八先生は、同人誌として『異世界の沙汰は社畜次第』の短編をいくつか刊行されています。

同人誌はAmazon kindleで配信中。

Kindle Unlimitedなら無料で読むことができます。

まとめ

『異世界の沙汰は社畜次第』は、小説は全3巻で完結済み、漫画は現在も連載中です。

3巻で終わるのがもったいないくらい緻密な設定とおもしろいストーリーが魅力の作品なので、ぜひ小説も漫画も読んでみてください。

完結後のロスには番外編がオススメです。

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