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9/16の日記:ソーダ水が飲みたい/ブロッコリーの末路

炭酸水ではなく、ソーダ水が飲みたい。
私と炭酸水の歴史は長く、10数年前、中学一年くらいから飲んでいる。父が昼間酒の代わりに箱で買うようになったのがきっかけだ。最初はカルピスなどを割って飲んでいたが気がついたらそのまま飲んでいた。
当時、世間では炭酸水を飲む習慣がギリギリ根付いていなかったと思う。田舎に住んでいたからかもしれないけど、コンビニやスーパーに売ってないことも多かった。で、そういうときに何を買っていたかというとソーダ水である。
レモンなど香料の添加されていない炭酸水はほとんどなんの味もしないが、ソーダ水は酸っぱいようなしょっぱいような苦いような、なんだかよくわからない味がする。重曹とクエン酸を混ぜて炭酸を作るかつての製法に由来するのだと思うが、市販のやつもガス注入したものに後から味をつけていたのかもしれない。詳しいことはわからない。
当時の私にとってソーダ水はコンビニにウィルキンソンがない時の代替案だった。まずいからだ。水の代わりに飲もうと思ったら塩(えん)の味はマジで邪魔でしかない。
しかし、近所のとあるコンビニにはソーダ水しか売ってなかったのだ。サントリーの青いラベルの瓶に見覚えのある人は多いと思う。そのコンビニにはあれのペットボトル版しか売ってなかった。炭酸水需要に追いつけなかったのか、サントリー天然水スパークリングは当時存在せず、あの瓶を詰め替えたものが売っていたのである。コカ・コーラもカナダドライのソーダ水を出していたと思う。
最近ウィスキーの話をするYouTuberを見ていたときにソーダ水のことを思い出し、久しぶりに飲みたくなったけど近所に売ってない。通販にはあるんだけど、あんまり美味しくないから一箱もいらないなあと思っている。

スーパーの、会計後に商品を移し変えられるカゴにブロッコリーの房が刺さっていた。あれはどこへ行くのだろう。


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