メモ019|先行する取組を阻害する後追い公的支援の図

日本政策投資銀行(DBJ)蛭間さんの投稿で知りました。なぜ公的支援はいつも先行する取組を阻害する方向に働いてしまうのでしょうか。

|政府がBCP認証制度スタート。レジリエンス・マークを付与。
http://www.risktaisaku.com/sys/magazine/?p=3259
|国土強靱化に資する民間の取組の促進について
http://www.cas.go.jp/…/seisaku/re…/etc/torimatome_honbun.pdf

日本政策投資銀行のBCM格付けのような先行した取組は、金利や保険の優遇サービスという、経営に直接的なメリットのある金融商品であるから有効なのです。単なるお墨付きPRしかなければ、インセンティブにはなりません。インセンティブとして有効な公的支援は、税制優遇であろうと考えます。

認証は要件を満たした外部組織を想定しているとありますが、認証コストとスピードに懸念があります。先行した取組との連携を図るならば、それこそ先行した取組における認証を得た企業に対して税制優遇するような形にすれば、認証行程の軽減も図ることができます。

なぜ公的支援はいつも先行する取組を阻害する方向に働いてしまうのでしょうか。

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(2016.03.26、03.07追記)

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