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メモ008|状況が変われば方法は変わる(2)

人口減少時代の都市計画でようやくヒトとカネを踏まえた現実的な書籍に出会えた気分。議論を進めながら、都市計画用語がさらりと書き換えられていくのが秀逸。

都市計画方面の方は必読ですが、公共施設再編方面の方にもオススメ。事業主体の議論は今後さらに深めればよいのでは。あと加わるとありがたいのは、都市のたたむ時代の固都税・不動産取得税・相続税のあり方。

読後に思うのは、本書で触れられない区分所有建物がいかに難物かということ。建替や解体が公共性を持つロジックを組むなら、今後の区分所有建物の新築は認可制にすべきなのでは、とさえ思う。

都市をたたむー人口減少時代をデザインする都市計画(饗庭伸)
http://goo.gl/MCVmWG

(2016.02.13)

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