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個人的なふりかえり|2023年▶︎2024年

2023年から2024年への年越しは、埼玉県小川町の実家で過ごしました。昨年の年越しは訳あって自宅で過ごすことになりましたが、今年は無事に…と書けるつもりでいたところ、心穏やかならぬ日々が続いています。まずはお見舞い申し上げます。

さて新年を迎え、年齢不詳なりに48と相成りました。
周期というのは趣深いもので、12の翌年に小川町に転居し、24の翌年に妻と結婚し、36の翌年に社会人大学院に入学するなど、今に通じる大きな節目を迎えています。この周期説に沿えば、蠢動年にあたるのが今年2024年。来年私は何をしでかすのでしょう…

みなさまに素敵な一年が訪れることを願っております。
健やかに楽しんで参りましょう。

心が痛んでもそれを鈍く受けとめながら忘れることなく、しなやかにしたたかにしっかりと自分にできることを続けよう。非力に感じることはあっても必ずできることはある。それを探そう。あの年以来自分に言い聞かせて来ました。

無力感など学習してたまるか。

矢ヶ部慎一/Public Pivot


2023年を家族についてふりかえり|240104

私たち家族にとって2023年は、ポジティブモードへの転換点となった年だった気がします。年初こそ娘くん息子くんのダブル受験で気持ちの余裕はありませんでしたが、4月以降はそれぞれ新しいフェーズに向かえたのではないかと思います。

娘くんの関心は化粧品、中でもスキンケアや基礎化粧品にあるようで、自分の見識などでは太刀打ちできない専門分野へ進みました。中学高校とアクシデントに泣かされてきたバレーボールも、大学では楽しく続けています。自分で準備して初めての海外旅行も、やってみたかったアルバイトも、容赦ない大学のレポートや試験も、泣き言を言いながらもアクティブに取り組んでいます。

息子くんは紆余曲折を経て実業高校へ進み、こちらもまた親の知らない高校生活を送りはじめました。簿記やらビジネスマネジメントやらが並ぶ時間割りを見ると、ちょっとホント教えて何なら手伝って… 晩御飯を食べながら彼が録画したWBSを一緒に見ていると不思議な気持ちになります。また彼もバレーボールを始め、なんと我が家はバレーボール一家になりました(ただし家主を除く)。

それぞれ自分なりに納得のいく選択をして新しいフェーズに進んだ娘くん息子くんを見ていると、いったんは「よくやった私たち!」と自分と妻を褒めつつ、負けていられないなとも思うところです。いや、誰と勝負してるんだって話ですが。

さすがに家が手狭になってきて、近場や東京近郊での引越を視野に入れて検討してきたのですが、なかなか条件の合うところがなく、動けるタイミングもあって、本件は2024年に持ち越すこととなってしまいました。

3〜5年の短期的な対応ですから、どこかで割り切りも必要と分かりつつ、その数年間の環境が人生に与える影響の大きさを実感したここ数年でもあったわけです。妥協したくない点もあります。
今年はこの「家族と暮らしと家とまち」について、引き続き取り組んでいきたいと思います。

大きな区切りと小さな区切りのふりかえり|240104

年齢不詳なりに48と相成りました。

冒頭では12年周期を唱えましたが、昨年年初のふりかえりでは「5年刻みのリズム」を唱え、半年後のとある講義では「3年刻みフェーズ」を唱え、きっと来年も何かしら節目の年と言うでしょう。こうして人は歴史を捏造するのだなと主語を大きくしながら実感します。

とは言え、自分軸の周期と物事を動かす周期のズレはポリリズムのようでもあり、不意に訪れる変拍子のようでもあり。プログレッシブロック/メタル好きの変態人生観として許容頂けると幸いです。

さて昨年ですが、
引き続き複数の立場で複線的な関わりを持ちながら進んで来ました。アフタヌーンソサエティ、公共R不動産、PPPリサーチパートナー、埼玉でのつながりなど、それぞれに実りある動きが生まれており感謝しかありません。

・まちを変えるエリアビジョンの策定・見直し(未来ビジョン等)
・エリアリノベーションブーストプログラム運営(企業版リノスク等)
・公共不動産活用情報プラットフォームの運営(公共不動産DB運営)
・公共空間活用に関するリサーチ・デザイン(公共R不動産研究所)
を軸に置きながら、遊休不動産活用のご相談、まちめぐりツアーの実施、寄稿したり講演したりなど、いろんな機会を頂きました。
ちょっと動きの鈍いものもまた巻き直したいと思います。引き続きよろしくお願いします。

ますます、公共的な空間が地域の価値創造の鍵を握っているという思いを強くしました。暮らしたい未来を妄想し、不動産の使い方を変えて、まちを変えよう。都市型産業の創造と地域課題の解決を結び、新しい暮らしの選択肢を増やし、暮らしの質とエリアの価値の向上を目指そう。

そしてまた、公民連携を通じて多軸的にまちに関わることはでき、公共の担い手は多様に存在することができるという思いを強くした年でもありました。やりたいからやっていること、気づいたらついやってしまっていることを軸に、地域のパブリックへ接続しよう。ピボットを楽しもう。

Public Pivot(パブリック・ピボット)の視野、哲学、方法論も、遅まきながら少しずつ言語化した2023年でした。

ただ年末には正直、焦りや危機感も強まりました。かつて見てきた過ちと相似形の隘路に嵌り始めたり、解のない信念対立に貴重なリソースを費やし続けたり、あるいは、手段と目的の混同、プリンシプルとフィロソフィのないアクションが増えたりする状況が、自分の観測範囲に次々と現れているように思えます。

2024年も引き続き、ぜひみなさまから機会を頂き、次の3年あるいは12年につながるよう取り組みたいと思います。

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