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息子の七五三の…はず


先日、我が家の長男坊の七五三でした。

末っ子のため、家族の最後の七五三ということで、母も着物。

ずっと着たかったの。カジュアルでいいわと言いながら、密かに憧れてた着物七五三を叶える。
大学の卒業式以来の着物。

自分だけ袴やと絶対嫌がるかと、おばあちゃんが前日に姉たちの着物や袴を縫う(まじ天才)。
着物も年代ものを惜しげもなく子どもサイズに裁断手直しして。すごいな。

そんなこんなでやってきた神社内の写真館エリア。

我が家は七五三も宮参りも、全てこちらの神社と写真屋さんにお願いしており、わたしには馴染みなんやけど、息子からしたら、知ったこっちゃない。

嫌がる嫌がる。
寝っ転がって嫌がるけど、百戦錬磨の写真館おかあさんのおかげで無事に着せた。
息子に常に喋りかけながら、スルスルと着せていく。神技を見た。

そして、

さあ撮影やで!家族5人で撮るで!ってなったら今度は長女が拒否。袴脱ぐ。なんでやねん。

もう家族全員写真諦めた。

父、母、息子の親子3人で撮った。
そしてさてお参り行こかって時に、袴着てない姿で撮影しろとやってきた。なんでやねん。

そのままのカッコで(和風居酒屋のひとかよさこいの人みたいな格好)、神社の方に上がり、絶対邪魔するやろうから、息子と父母だけでお参り…と思ってたら祝詞の直後にやってきた長女。乱入。なんでやねん。

元気よく行儀良く「こんにちは」いうから、神主さんも「こんにちは」返してたわ。なんでやねん。

その後父に回収され、しおらしく座ってたけど、突然袴無しの着物少女(人によっては少女に見えないかもしれない←)。
他の七五三参りの方々と神様には、なかなかのインパクトを与えたことでしょう。

お参りも終わり、ノリノリで出てくる長女と疲れた息子。
最後最後に、家族じじばばみんなでの写真を、写真館おとうさんが撮ってくださり、「お姉ちゃん鼻水でとるけど、あとで消しとくわ」と。
写真屋さんの優しさと技術に感謝。


てんやわんやの七五三。

我が家のかわいいかわいい末っ子。
もうこんなに大きくなったのかぁ。と感慨深いものの、もう今後思い出すのは長女の着物姿と乱入した時のあの空気。

はぁ、楽しかったし、つかれた。

まったく、なんでやねん。

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