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4/30 冥王星逆行開始


さてさて、長く続いた全天体順行期間も残りわずか。
それも相まってここ最近は新月満月の記事ばかりでしたが、ついに4/30に冥王星が逆行を開始します。

逆行と言えばお馴染みの水星ですが、水星よりも先にいちばん遠くて重たい冥王星が逆行開始という、なんともまあ宇宙の采配ってかんじの星回り。

冥王星といえば「破壊と再生」を表し、このおどろおどろしいキーワードに誰しも恐れおののくことと思います。🤦‍♀️

積み上げてきたものが崩れる恐怖、人間関係の破綻、社会や組織への見直し。
人は恐怖に支配されると目が曇る。

だけど、生まれたら死んでいくように、必ず物事にははじまりとおわりがあって。
永遠はないこと、おわることによってはじまること、覚悟を決めれば何度でもわたしたちは不死鳥のように生まれ変われる。

そんなことをジワジワと氣付かせてくれるのが冥王星の役割です。
いちばん厳しくて愛が深いとでも言っておきましょうね。🖤

今回の冥王星逆行は4/30~10/9まで。
幾度となく大きな変革を求められてきたわたしたちにとって冥王星の逆行はしばしの休憩を与えてくれそうです。
ただこれ休憩と言っても、正しい道に進むために色々整理していこうね、のやつ。

この整理は自分の行動ありきではあるけれど、冥王星は社会や時代を表す天体でもあるので、それによって変えざるを得ないみたいなことが出てきたり、水星みたいにダイレクトにくるよりは間接的に影響してくるイメージです。

冥王星がひとつの星座に滞在するのは約15年。
前後の星座を行ったり来たりしながら深い変容をもたらします。

今回の逆行は山羊座。次の水瓶座に進むための最終調整。

みんな散々風の時代、水瓶座の時代、と言われていたの覚えていますか?

山羊座は地を表し、水瓶座は風を表す。
そのため山羊座に冥王星が滞在していると、地位、名誉、歴史、集団性を重んじる傾向があったけど、風の時代になると変革、改革、創造性など今までとは真逆の性質を重んじることになります。

縦社会より横社会
独占よりも共有

2023年からは冥王星は水瓶座へ完全な移行をしますので、ここらでいっちょ最後の膿出しって感覚です。
なんとなくこのコロナ禍になってからの社会への認識だったり個人の価値観の変化だったり、各々思い当たるところはあるんじゃないかなと思います。

冥王星の逆行中は過去を顧みることが多くなります。
そのため、蓋をしていた感情がよみがえったり、当時に浸ってしまったり、少し感情面で辛いことも起こりやすいです。

逆行中に起こることは冥王星のパワーが強いので有無を言わさず受け入れるしかないのだけど、そこをどう乗り越えていくか、古いものに固執せず、スパッと新しい方へ切り替えていく力も必要になってきます。

ただ今回の冥王星逆行は、他の天体たちの角度が癒しの力を持ってたりもするので是非怖がらず、怖がりすぎず、自身に起こる変化を柔軟に受け入れてってほしいなと思います。

「雨降って地固まる」
どなたにもこんな逆行期間でありますように。

冥王星逆行

弥呼



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