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【補論】女性ウケコンテンツを考える

この記事を書いた後で、思い出したことがあるので補論として。

美少女を描く動機がエロではなく幼児退行である?

異性に興味がなくなるという意味で「幼児退行」なのか、ニュアンスが分かりかねるところではあるのだが、そこはこげどんぼ*女史の主張が補助線になる。

「お姫様ー」と喜んで女の子絵を描いてた幼児時代から大人になるまで路線ブレしなかった

これが「幼児退行」の含意なのか。

こういう構造だけならマンガだと1950年代、アニメだと1960年代からの蓄積もある。

既に3世代分回転した現在、この傾向は強化されていくのだろうか。

どうもファッションとかメイクの傾向に関して、現実を見て二次元側の創作者が取り入れ、それが今度は現実に逆輸入され、という相互フィードバックが回り始めているような気がしてならない。

「女性から見ると減点」的な部分の話

こういう話を聞くと、女児アニメの構造をそのままに、想定視聴者の上限年齢を引き上げたようなタイトルが増えてきているのも頷ける。

こういう女子ウケ前提、もしくは女子ウケも狙うという動きは芸能界も同じである。

聞くところによると、"坂道"グループは女性ファン獲得が運営のKPIの一つ、という噂もあるので、それを考えると状況は変わったと考えてもいいだろう。

平手友梨奈推しの女性の相手をしたことがあるけれども、言動を見ていても納得するほかない。

というわけで女性限定市場も面白いことになってきたようだ。

こういうマーケットの背後には、確かに牛帝氏の指摘通り「女は女に厳しい」というネガティブチェックがあるのだろう。

この手の女性受けのためのネガティブチェック、個人的にはこの一冊が勉強になった。

様々な人間が関わることもあり、特徴はあっても角が立たないという絶妙なバランスを保った結果が、これらのキャラクターなのだ。

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