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#自由からの逃走2
自由からの逃走2.0#5:後ろ向きの男女平等と女の自立意識の無さ
前回は、現状は幼稚で不安に弱い人間が増殖した結果だろうと指摘した。
今回は「他人の自由はリスク、自分の自由は負荷」と人は言うけれども、そんな自由に耐えられなくなった現代社会の様相を考えてみたい。
手始めに"後ろ向きの男女平等"の結果として、"人間未満"のまま幸せになるための適応を始めた女性という現状を考えたい。
後ろ向きの男女平等日本社会は本音ベースで男尊女卑的な構造が未だに残っているし、そ
自由からの逃走2.0#4:被害妄想という不安からポピュリズムへ
今回は前回の、被害者の無責任な権力の議論を受けて、責任回避的な被害妄想の問題から始めてみたい。
力による支配へのカウンターとその反作用この構図が一番わかりやすいのは"男と女のラブゲーム"なのは皮肉だ。
なお、この小山晃弘(狂)氏が引用したバービー女史のコラムでは、責任を負いたくない女をこう批判している。
責任回避的な姿勢をバービー女史は批判している。一方で小山晃弘(狂)氏の言う「言質を取られ
自由からの逃走2.0#3:今更"いじめ"厳罰化の議論はナンセンス
前回、こう締めくくった。
今回は予定を多少変えて"他者支配"の現代的様相を考察したい。
旭川14歳女子凍死事件:たかが一事案というなかれこの旭川の事案、報道を見る限りだと加害者側に地元の有力者の子弟がいるのは確実だろう。教頭の言い方自体が、組織防衛だけではなく何か他の者を守っている印象を受ける。
これは単に自らの無謬性を示すだけではなく、教頭自身が自らの首を賭けて・身を挺して守る存在があるが
自由からの逃走2.0#2:新しいファシズムと動物化するポストモダン
次の時代のファシズムは、反ファシズムの名のもとにやってくる最近、急に権威主義への志向が感じられる出来事と、それに対する警告のような議論が目に付くようになった。
どうも面倒だ、リスクがあるというので、社会に関心を持たずに興味のある奴、できる奴に任せようという自発的権威主義とでも名付けたくなるようなシフトがある。
そして表現の自由どころか内心の自由すらなくのも時間の問題だ。既に過去の言動で揚げ足を
自由からの逃走2.0#1:"邪魔されない"という"消極的自由"から"私が傷つかない権利"へ
このTwitterアカウント開設以来、所々で"自由"というキーワードを使ってきたわけだが、最近は思うところがある。
"自由"の見方が変わった最初に申し上げたいのは「"自由"の見方が変わった」ということだ。