ユーフォニアム3・第五回見た

1期からの長い歴史を踏まえたエピソードになっていた。
久美子が進路をどうするか、という問題が中心であり、あがた祭りでは1期と同じく、久美子が麗奈と二人で過ごす中で(1期よりも友愛の情がより踏み込んだ形であったが)、麗奈の熱い魂に触れることになった。
部活ものなので毎年同じようなスケジュールで動くものであり、それを長編のアニメシリーズにしていく中で、リフレインすることが大きな感動を生むことはすでに分かっている。またただ繰り返すのでなく少し変奏することで過去作からのファンが喜ぶ、ということもある。
Eテレで3期から初めて見る視聴者にも歴史がよく分かるような手厚い配慮がされていると思う。
真由がこれからどういう立ち位置になってくるのか今ひとつ予想できないが、久美子が中心になっていろんな生徒とぶつかっていくことは必然だろう。3年生で最後なのだから、また作品自体の締めくくりにもなるのだから、きちんと視聴者の納得いくように終わらせる手腕が問われることになるだろう。全国大会で金を取るにしても取れないにしても、どちらもありだろうと思う。


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