ユーフォニアム3・第七回見た

以前の感想で、久美子と真由が烈しく衝突し、友情?が生まれる展開を期待していたが、今回を見るとあまりそうはならないかなと感じた。
久美子は真由に対して、もやっとした気持ちはありそうだが、いちいちリアクションに戸惑ったり悩んだりしているし、過去の自分を見ているようでもあると述べている。
今回は家族総出で久美子の進路を心配したり、葉月が進路をあっさり決めたりしているから、久美子が部長をやりつつ進路をしっかり決める流れになるのが普通だと思うが、そうなるとは限らない。久美子の性格は急変したりはしないだろう。どっちでもいい、と煮え切らない態度でいることは今後も続くのではないか。ともあれ、高校三年生の部活と進路を真正面から扱ったアニメはあまり知らないので、今後どうなるか気にはなるが、結局根本的な解決策はなく現実は続いていく、というのが現実的な解かもしれない。
まあそういうリアルさをこの作品に求めているわけではなく、青春ドラマの熱さを期待しているが、ドラマはいつか終わる。終わった後のことをだらだらやるのは蛇足である。本作は面白いうちにスパッと区切りをつけてほしい。

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