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初めて父に伝えた「尊敬」の気持ち

ヒトとモノの彩り発見ライター 矢島真沙子です。
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「尊敬」の気持ちを抱いて、伝える

身近な人にも行っていますか?

幼少期から結婚するまで、私は愛知県の実家で両親と妹2人、5人で暮らしていました。その中で、最も心の距離が遠かったのは父です。(まあ、父と娘という関係上、同じ状況になる家庭が多いのかもしれませんが)

父は現役で勤めていたころ、平日は仕事三昧、週末はゴルフに出かけるという生活でした。
年に1~2回、夏休みやGWに家族で旅行するものの、それ以外では父との日常的なふれあいはありませんでした。

同世代の男性なら一般的かもしれませんが、家や子ども(私たち)のことは母に一任していました。一家の大黒柱だから…と言われても、子ども心に納得できなかったのでしょう。何となく父に対して苦手意識を抱いていたように思います。

結婚して実家を離れてからも、それほど関係性は変わりませんでした。当たり障りのない、無難な会話。自我を主張することなく、波風立てずに過ごすことが私の中で「ふつう」になっていました。

父を深く知ろうとする意欲が無かったとも言えます。

聴くを通して
「冬至はいちばん日が短いわけでなく、ちょっとずれとるんだよなあ」
??
ある時実家でふと父がつぶやきました。
よく聞くと、父は数年前から日の出と日の入りの時刻を記録(スマホとかでなく、日記のように手書き)しているとこと。それも毎日です。

新聞を見て日の出と日の入りを毎日メモをしています。それを考察した結果、「冬至=一番日の短い日ではない」ということが分かったということなのです。

なんで日の出と日の入り時刻を記録しているの?というところですが…。父としては、記録をつけることで、暦に惑わされずに「現実」を肌で感じられる。太陽の動きを知ることで、季節や気候の移ろいを肌でも感じることができるから…だそう。
(分かったような、分からないような…)

そういえば、父は昔から根っからの天文ボーイ。星の動きなどの「天体」に精通していました。
私が1質問したら、3倍以上になって答えが返ってくるのが新鮮です。知識と興味を嬉々として語る父は魅力的で、今までになく話しにひきこまれてしまいました。

感心のあまり、「すごい。よく知ってる!尊敬~」と思わず口にしました。40年以上生きてて、初めて尊び敬うという気持ちを父に伝えた瞬間でした。

尊敬できるポイントを見つける
どうにも興味が持てない、無難な付き合いしかできない…。皆さんの中にも、「ちょっと交流が面倒だな」と思う相手が1人や2人、いるかもしれません。
しかし、その相手にも、自分にはできないこと・自分より上手にできること・自分より知っていることがあるでしょう。

「あ、何かすごいかも…」と思ったら、相手にそのポイントを伝えるか、教えてほしい姿勢で質問してみると良いかもしれません。

自分の興味あることに関心を示されて、悪い気持ちになる人はいないはず。【自分の興味あること=自分自身】でもある、つまり自分に興味を持ってもらえてると認識するからです。

もちろん、相手へもともと抱く感情の度合いにもよりますが
・苦手意識はあるけど、嫌いではない
・相手から好かれたい
・微妙な親子関係or夫婦関係

というパターンであれば、【尊敬ポイント】を意識して見ると良いと思います。

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