周礼93

冬官考工記4
#冬官と考工記という役職についての章

凡揉牙,外不廉而內不挫、旁不腫,謂之用火之善。是故規之以視其圜也,矩之以視其匡也,縣之以視其輻之直也,水之以視其平沈之均也,量其藪以黍,以視其同也,權之以視其輕重之侔也。故可規、可矩、可水、可縣、可量、可權也,謂之國工。
#歯を磨くとき、外側は削られず、内側は傷つけず、周りは腫れず、火を使っていると言える。そのため、円を見て規定し、角を見て測り、放射線の直線を見て囲む。水の中で水平さを見て均等さを確認し、黍粒で量り、軽さと重さを比較する。したがって、規定でき、測定でき、水平を保て、測定でき、量ることができ、重さを比較できるものを、国家の工芸と呼ぶ。

輪人為蓋,達常圍三寸。桯圍倍之,六寸。信其桯圍以為部廣,部廣六寸。部長二尺。桯長倍之四尺者二。十分寸之一謂之枚。部尊一枚。弓鑿廣四枚,鑿上二枚,鑿下四枚。鑿深二寸有半,下直二枚,鑿端一枚。弓長六尺謂之庇軹,五尺謂之庇輪,四尺謂之庇軫。參分弓長而揉其一。參分其股圍,去一以為蚤圍。參分弓長,以其一為之尊。上欲尊而宇欲卑。上尊而宇卑,則吐水疾而溜遠。蓋已崇,則難為門也;蓋已卑,是蔽目也。是故蓋崇十尺。良蓋弗冒弗纮,殷畝而馳,不隊,謂之國工。
#輪は人為的に作られ、通常は周囲が3寸(約9センチ)。桯(ダイ、測り具)の周囲はその2倍、すなわち6寸(約18センチ)。この桯の周囲を信じて部の広さを計り、部の広さは6寸です。部の長さは2尺(約60センチ)。桯の長さはその4倍、すなわち4尺(約120センチ)であるものが2つあります。10分の1の寸を枚(まい)と呼びます。部の尊は1枚です。弓の刃(鑿)は広さが4枚、上部に2枚、下部に4枚あります。鑿の深さは2寸半、下部は2枚、鑿の端に1枚あります。弓の長さが6尺(約180センチ)ならば庇軹(ひてき)、5尺(約150センチ)ならば庇輪(ひりん)、4尺(約120センチ)ならば庇軫(ひしん)と呼びます。弓の長さを3等分して、1つを揉(も)とし、太ももの周囲を3等分し、1つを蚤圍(そうい)とします。弓の長さを3等分し、1つを尊とします。上部は尊にし、底部は卑にしたい。上部が尊くて、底部が卑いと、水を吐くのが速くて遠くに流れます。蓋(庇)が高すぎると、門になりにくく、蓋が低すぎると、視界を遮ります。したがって、蓋の高さは10尺(約3メートル)です。良い蓋は冒(おお)わず、纮(ひも)が深いことで、土地を良く走り、隊(たい、車の車輪が同じ軌道を進むこと)をしないものを国家の工芸と呼ぶ。

輿人為車。
#人々が車を造る

輪崇,車廣,衡長,參如一,謂之參稱。參分車廣,去一以為隧。參分其隧,一在前,二在後,以揉其式。以其廣之半為之式崇,以其隧之半為之較崇。六分其廣,以一為之軫圍。參分軫圍,去一以為式圍。參分式圍,去一以為較圍。參分較圍,去一以為軹圍。參分軹圍,去一以為轛圍。
#輪が高い、車が広い、横長で、三分の一に等しい場合、それを『參稱(さんしょう)』と呼ぶ。參稱の広さを三等分し、一つを取り除いて『隧(すい)』とする。隧を三等分し、一つを前に、二つを後ろに配置し、その広さの半分を『式崇(しきちょう)』、隧の半分を『較崇(かくちょう)』とする。その広さを六等分し、一つを『軫圍(しんい)』とする。軫圍を三等分し、一つを取り除いて『式圍(しきい)』とし、さらに一つを取り除いて『較圍(かくい)』とする。較圍を三等分し、一つを取り除いて『軹圍(せきい)』とし、軹圍を三等分し、一つを取り除いて『轛圍(てきい)』とする。

圜者中規,方者中矩,立者中縣,衡者中水,直者如生焉,繼者如附焉。
#圜(えん)者は中で規(き)を示し、方(ほう)者は中で矩(く)を示し、立(りつ)者は中で縣(げん)を示し、衡(こう)者は中で水(みず)を示し、直(ちょく)者は生まれたままのようであり、繼(けい)者は付加されたもののようである。

凡居材,大與小無并。大倚小則摧,引之則絕。
#凡(すべての)材(物)において、大きさと小ささは一緒に存在しない。大きいものが小さいものに寄りかかると、小さいものは破壊され、引っ張ると切れてしまう。

棧車欲弇,飾車多侈。
#運搬車が遅くなることを望むと、装飾のある車は非常に贅沢です。

辀人為辀。
#車を造る者が車を造る

辀有三度,軸有三理。國馬之辀,深四尺有七寸。田馬之辀,深四尺。駑馬之辀,深三尺有三寸。軸有三理,一者以為媺也,二者以為久也,三者以為利也。軓前十尺而策半之。
#辀(じゅう)は三つの種類があり、軸(じく)は三つの原則があります。国の馬の車の辀は、深さが4尺7寸(約145センチ)です。田の馬の車の辀は、深さが4尺(約120センチ)です。駑(ぬ)の馬の車の辀は、深さが3尺3寸(約100センチ)です。軸には三つの原則があり、一つは機敏さのため、二つは持続性のため、三つは有益さのためです。前方10尺(約3メートル)で鞭を振る半分になります。


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