周礼72

夏官司馬13
#夏官と司馬という役職についての章

土方氏:掌土圭之法以致日景,以土地相宅而建邦國都鄙。以辨土宜土化之法而授任地者。王巡守,則樹王舍。
#土方氏 (どほうし):土地の法則を掌握し、日々の景色を築き、土地に応じた住居や国の首都を建設する。土地の特性を理解し、土地を適切に活用する方法を指導する者。王が巡回し、土地を管理する場合、王の住居を建てる。

懷方氏:掌來遠方之民,致方貢,致遠物,而送逆之,達之以節。治其委積、館舍、飲食。
#懷方氏 (えほうし):遠方からの人々を管理し、遠方からの貢物や特産品を受け取り、それに対して節度をもって返礼する。その際、受け入れる物資や宿泊施設、飲食を整える。

合方氏:掌達天下之道路,通其財利,同其數器,壹其度量,除其怨惡,同其好善。
#合方氏 (ごうほうし):天下の道路を管理し、財産と利益を共有し、数える道具を共通化し、度量衡を統一し、敵意を取り除き、善行と良いことを共有する。

訓方氏:掌道四方之政事,與其上下之志,誦四方之傳道。正歲,則布而訓四方,而觀新物。
#訓方氏 (くんほうし):四方の政治事項を統括し、上下の志向と連携し、四方の伝統を学び取る。毎年、四方に教えを広め、新たな事物を観察します。

形方氏:掌制邦國之地域,而正其封疆,無有華離之地。使小國事大國,大國比小國。
#形方氏 (けいほうし):掌制邦國之地域,而正其封疆,無有華離之地。使小國事大國,大國比小國。

山師:掌山林之名,辨其物與其利害,而頒之于邦國,使致其珍異之物。
#山師 (さんし):山や森林の名前を知り、その中の物質や利害を区別し、それを国に提供して貴重で珍しいものをもたらす。

川師:掌川澤之名,辨其物與其利害,而頒之于邦國,使致其珍異之物。
#川師 (せんし):川や湖の名前を知り、その中の物質や利害を区別し、それを国に提供して貴重で珍しいものをもたらす。

原師:掌四方之地名,辨其兵陵、墳衍、原隰之名物之可以封邑者。
#原師 (げんし):四方の地名を管理し、その中から防衛のために封土として適している物資や地形の名前を区別する者。

匡人:掌達法則,匡邦國而觀其慝,使無敢反側,以聽王命。
#匡人 (きょうじん):法則を理解し、国を調整し、その中で不正を観察し、誰もが逆らうことができないようにし、王の命令を聞くための者。

撣人:掌誦王志,道國之政事,以巡天下邦國而語之;使萬民和說而正王面。
#撣人 (わびと):王の意志を学び、国の政務を熟知し、それを全国の国々に語り伝え、すべての人々が和解し、王の願いを実現させる者。

都司馬:掌都之士庶子及其眾庶、車馬、兵甲之戒令。以國法掌其政學,以聽國司馬。家司馬,亦如之。
#都司馬 (としば):都の市民や子弟、車両や馬、兵器の規則や命令を管理する者。国の法律に基づいて政治教育を行い、国の司馬の命令に従う。家の司馬も同様に扱う。

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