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アラサー女性と人間関係、邦ドラマ雑感

最近一気見して印象に残ったドラマ「ブラッシュアップライフ」「ナイルパーチの女子会」
どっちもいわゆる”アラサー女性”を主人公にした物語です。
どっちも人間関係、特に同性間の友情の在り方をテーマにしています。
そして、どっちにも水川あさみが出てます。

私自身もアラサー女性です。
連続ドラマは創作物の中でもリアル世界との連続性が強い分、視聴者(自分自身)と境遇が近いとそれだけで面白い気がします。

そんな自分が2つのドラマを見て考えたのは、彼女らの価値観についてです。

恋人とか友達とも家族とか、関係性の名前がどうであれ、相手が異性であれ同性であれ、今の30代くらいは「人とのつながり」に重きを置く世代なのかなと思いました。

打算抜きに助け合えて、互いを心から分かり合える関係。

そういうものを求めながら、それがただの偶然の上に成り立つもので、そこにさらに努力を重ねないと崩れてしまうものだとも分かっている。
だからこそ、地位や名誉、お金、その他どんなものよりも、そこに価値があると感じている。
自分自身のとびぬけた成功よりも、自分以外の周囲の人も含めた穏やかな平和。
今のアラサー世代は「自分探し」よりも「自分と深くつながってくれる人探し」をしている人が多いのかも。

つい主語を大きくしてしまいました。
ただの主観です。

***

という感想を書いて下書きに入れたのが2023年12月でした。

最近AmazonPrimeで一気見した「1122 いいふうふ」もアラサー女性が主人公で、見ながら感じたこともおおむね上記と合致しました。
(水川あさみは出てません。でも主人公の友達の1人が水川あさみでも違和感はない。でも水川あさみだったら展開はまた違うかも)

「ブラッシュアップライフ」と「ナイルパーチの女子会」で同性だった相手が異性に変わっただけで、主人公が求めているものや価値観はかなり近い気がします。

この感じって女性に限らないと思うんですが、男性主人公でこういうのあるんでしょうか。パッとは思いつかない。

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