「和田家の男たち」最後まで面白かった

和田家の男たち最終回まで見終わりました。
面白かったー!多分一生忘れない、あの終わり方。

終始みんなの一言一言にいちいち笑っていて、8回分を通してすっかり体が和田家のテンポに慣らされてしまったようです。

役者の達者な表情遣い(顔芸)で魅せることが多かった気がするこのドラマ。最終回は顔の見えない背中のショットが多いことに、視聴者とドラマの世界の別れを感じて寂しかったです。
そこまでの積み重ねがあるとはいえ、7話、8話の印象がとても良かったのはやっぱり監督の手腕なんでしょうか。
マスクをしてるシーンが圧倒的に多いのに「顔で魅せる」って、よく考えたらすごい。小池栄子はマスクしてなくても目力がすごいし。

この先にも、ふといくつかのシーンを思い出しては「あの時あの人はなんでああいう風に言ったんだろう?」と考えてしまいそうな。
そういう意味で、正解のない現実の人付き合いと同じように和田家の人たちと知り合えた気がします。

あと、最終回になって三ツ村くん役の彼が非常に「声が良い」ことに気づくという。ちょっとハスキーで個性のある声がキャラにも合ってて、小粋でした。

チャイムがなってもご飯がなくても絶対に自らは席を立とうとしない前世代・前々世代の「男たち」。
この先もし優くんが結婚して家を出るとなったら一体どうやって生活していくんだろうかと無駄な心配をしてしまいます。
優くんも別居婚かな。


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