オンラインOld School大会 「旧作杯」Vol.4参加レポート

初めまして。夜陰です。よろしくお願いします。

参加費はレポートということですので拙文ではありますが投稿させていただきます。Old Schoolの大会は二度目のビギナーですが、多少なりとも参考になればと思います。

当初の想定として本大会のメタの中心は「Troll Disco」「The Deck」、次点が「黒系ビートダウン」「白系ビートダウン」と想定していました。年明けに「Juzam Djinn」を4枚購入したのでこれを使ったデッキにすることは前提ですが、ビギナーの私が他者と同じく「黒系ビートダウン」を握っても勝ち目は薄いと考えました。また、年明けの「Juzam Djinn」の異常な売れ行きを考えると使用者が多く、対策カード…具体的には「City in a Bottle」「The Abyss」「Control Magic」の枚数が増えると予想しました。そこで組んだデッキが今回の使用デッキ「ノワール(白黒ミッドレンジ)」です。

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基本的なパーツは「黒系ビートダウン」と同じですが、「Paralyze」もしくは「Terror」といった除去が採用されている枠を「Swords to Plowshares」に変更し、厄介な「Sedge Troll」を後腐れなく除去できるようにしました。「Sinkhole」の枠は「Disenchant」にすることで「Juzam Djinn」対策カードを対策しつつ、環境に蔓延るアーティファクトを咎めることを狙っています。

1戦目 Eureka 勝ち負け勝ち

「Swords to Plowshares」が輝くマッチでした。「Nicol Bolas」も1マナで追放できるのは偉すぎて勝ち。

2戦目 Troll Disco 負け勝ち勝ち

1本目は「Sedge Troll」の回答が来ずに負けましたが、2本目、3本目は早々に「Juzam Djinn」「Sengir Vampire」がビートダウンしてくれて勝ち。

3戦目 PowerMonolith 勝ち勝ち

2本とも「Balance」を打たれて激しい消耗戦になりましたが、「Hymn to Tourach」が都合よくコンボパーツを落としたり、「Disenchant」で「Rocket Launcher」を破壊していたのが功を奏したりして勝ち。

4戦目 The Deck 勝ち勝ち

基本地形をたくさん採用し「Land Tax」で運用する珍しいタイプ。ほぼ負け確の盤面から「Balance」で7枚ハンデスしてひっくり返したり、「Serra Angel」に都合よく「Terror」が当たったりして勝ち。

5戦目 黒単 負け勝ち負け

2戦連続で1ターン目に「Juzam Djinn」が降臨して負けました。カバレッジにありますが残り3で「Juzam Djinn」を出したのはただ単にライフ計算をミスった(相手のライフが13だと勘違いしていた)からです。「Drain Life」は手札にありましたがハンデスを打たれていたら負けていたので1ターン早く打った方がよかったかもしれません。

6戦目 ID

SE1回戦 白黒赤ミッドレンジ 負け負け

「Swords to Plowshares」と「Disenchant」が搭載されているデッキリストだったので自分と似たような思考で組まれたのかなと思いつつ、赤を追加している分デッキパワーが高く、全く勝てる気がしないマッチでした。不安定なマナ基盤を付けるほど土地破壊を積んでいないので仕方ないところです。1本目はライフを積極的に削りましたが「Swords to Plowshares」が間に合って負け。2本目は「Greed」でアド勝負に持ち込もうとしたところに「Disenchant」を持たれていて負け。

残念ながらSE1没という結果でした。最後はデッキパワーの差に加えて引きも悪くお手上げでした。サイドボードに「Armageddon」などを積んでマナ基盤を攻める余地を残したり、青をタッチしドローカードを積んでアドバンテージ差を付けるような構成にしておけばもう少し戦えたかもしれません。

結果は残念でしたが、オリジナルというほどではないにしろ珍しいデッキでSEまで残れたのは嬉しく思います。全てのマッチで異なるデッキとの対戦となったのも多様性を感じ非常に面白かったです。特に4戦目の「The Deck」やSE1戦目の「白黒赤ミッドレンジ」は見たことのない構成で、まだこの環境は研究の余地があるんだなと感じました。そして「Juzam Djinn」があれほど強いというのも予想外でした。是非買いましょう!

残念といえばもう一つ、本日一度も「Chaos Orb」を起動していません。初めての大会でも外して負けたので、実はまだ大会で成功したことがありません。次回があれば実績解除を目標としたいですね。

最後に、このような大会を開いていただいたスタッフの皆様、対戦していただいた皆様、本当にありがとうございました。

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