Old School Magicにおける黒単の強み

本記事はOld School Magic(以下OS)に興味がある方に向けた、
黒単の強みについて言語化した記事です。
昨年12月にOSを初めて約半年間、黒単を握ってみた体験を基にしています。
現在のデッキリストはこちらになります。

OSにおける黒単の強み

①.マナ基盤を攻撃できる

OSのマナ基盤は非常に脆いです。ショックランドとマナの合流点しかないパイオニアみたいなものです。軽量なドロー手段も乏しいため、安定してマナ基盤を整えるのはそう簡単ではありません。
脆弱なマナベースに対して、こちらは露天鉱床、陥没孔、Chaos Orbで攻撃できます。更に手札に抱えている土地はトーラックへの賛歌、惑乱の死霊、精神錯乱の9枚体制で叩き落とせます。

相手が土地3枚を抱えて後手スタート。2ターン目に沼2枚から暗黒の儀式→陥没孔、トーラックへの賛歌。場の土地は破壊され、ランダムで土地2枚を捨てたとすると、ここまで土地を引けなかった不運な相手は、後続のクリーチャー群に対処する術がありません。こういった運に任せた理不尽なイージーウィンが狙えるのが黒単の強みです。

②.再現性が高い

OSは非常にカードプールが狭いことから、代用の利くカードが少なく、ドロー手段、サーチ手段も乏しいです。
そのため必ず引きたい4枚積みのキーカードを引かないまま終わる、ということも発生しやすいですが、黒単の場合は役割が似通っているカードを2種類以上搭載できます。
土地破壊(露天鉱床、陥没孔)
手札破壊(トーラックへの賛歌、惑乱の死霊、精神錯乱)
軽量クリーチャー(黒騎士、Order of the Ebon Hand)
重量クリーチャー(Juzam Djinn、センギアの吸血鬼)
マナ加速(暗黒の儀式、制限カード群)といった感じです。
主要パーツが各5枚~9枚投入されていることから、非常に安定した戦いができます。

まとめ

・マナ基盤を攻撃して完封できる可能性がある
・似た役割のカードが多いから再現性が高い
半年間黒単を使ってみた感想はこんなところです。
今後も末永く使っていくと思いますので、
細かい部分を言語化できるように研鑽を積んでいきたいです。

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