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八重山民謡×文化財 映像公開のお知らせ

文化財×八重山民謡 大工哲弘さん民謡映像公開しました!


かたちある文化、つなぐ文化 vol.2  〜文化財を通して八重山を知ろう〜

期  間:2022年2月11日〜
配  信:やいまぬむじかYoutubeチャンネル
出  演:大工哲弘 大工苗子 仲里栄芳 根原格
舞  踊:秀風会 本盛秀 八重山民俗舞踊研究所
     玉城享子 本盛かおり 熊谷都也子 花城美海
翻  訳:
Topping・M・W(しまくとぅば/スマムニ研究者 琉球大学所属)

撮  影 地:国指定重要文化財旧宮良殿内/国登録有形文化財石垣やいま村旧牧志邸
企画制作:
やいまぬむじか実行委員会

後  援:
石垣市教育委員会

支  援
:沖縄県、公益財団法人沖縄県文化振興会

有形・無形文化財の繋がり

八重山には、沖縄県指定無形文化財である八重山民謡があります。これは、祭祀儀礼の他、日々の生活に根差した唄と伝えられています。
また、県指定有形文化財というものもあります。
石垣島にも旧宮良殿内や石垣やいま村など、いくつかの重要有形文化財が残されています。これら有形・無形文化財はどちらも、日々の生活から現在まで繋がれてきたものです。

私たちが日々の生活を大切にするように、八重山の唄や建物を大切にし、未来へと繋いでいくことこそが、文化というものに触れられることのできる私たちの大事な役割ではないでしょうか。 


コロナ禍での新しい生活

2022年現在、コロナウイルスの猛威により変えられてしまった私たちの生活ですが、それでも新たな形を模索していかなくてはいけません。
以前のように気軽に旅行へ出かけられなくなってしまった今だからこそ、新たに触れられる文化があるのではないでしょうか。
沖縄県指定有形文化財を訪れたり、八重山民謡を気軽に楽しんだりすることを、諦めてしまうのではなく、新しい形で出会えるような機会を作れないだろうか。

八重山内に存在する、歴史ある文化財を通して、私たちの住む八重山を「詩の邦 唄の島 踊りの郷」として未来へ繋いでいくために出来ることはないだろうか。

今回、そうした思いから始めてみようと思います。


大工哲弘先生による民謡ライブ

県指定無形文化財(八重山古典民謡)保持者である大工哲弘先生をお招きして、国指定重要文化財である旧宮良殿内と国登録有形文化財 石垣やいま村旧牧志邸主屋にて演奏を撮影・収録いたしました。

無形文化財と有形文化財がリンクすることで、八重山の唄に興味のあった方には建物を。建物に興味のある方には唄も。と、同時に体験できる映像作品を制作しました。大工哲弘先生の唄には、スマムニ研究者M・T・トッピングさんによる民謡の英訳(意訳)を字幕で表示しています。

今年度は、秀風会本盛秀舞踊研究所の皆さまに舞踊も披露していただきました。
頑張って良いマイクにて録音もしましたので、音響にもご注目ください。

この作品を配信することで、世界のどこにいても観られるという試みです。スマートフォンの画面やパソコンモニターの向こうに拡がる八重山の文化を同時に体験していただけたら、と思います。



アンケートの実施

こちらの映像作品は、八重山内の、宮良殿内での期間限定上映、石垣やいま村などでも公開されます。会場には、八重山の文化に対する意識調査のアンケート用紙を設置しておりますので、訪れた際に記入ご協力していただければと思います。
また、以下のアンケートフォームからもご記入いただけます。
八重山の文化を繋いでいくためにも、是非ご協力ください。


 プロモーション:仲本商店


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